平成27年9月22日(№6851) アホなメディアたち

アホなメディアたち

小西洋之議員は安全保障関連の採決のとき、鴻池祥肇委員長めがけてダイビングした。流石に若い。幼稚園児の喧嘩なら面白いが、国会議員ともなると拍手は送れない。国会議事堂での肉弾戦は似合わない。社民党の福島瑞穂副党首も、小柄な身体で委員長席に潜り込もうとウロウロしていた。野党の議員たちのパフォーマンスは、しばらく週刊誌の話題になる。

 

問題なのはテレビの報道番組のあり方や、キャスターたちの暴言である。これらは国会議員の運動会まがいの暴力よりも影響が大きい。目立ったのは朝日新聞系の「報道ステーション」と毎日新聞系の「Neas23」。あろう事か河野洋平元衆院議長を招いて与党の対応を批判したインタビューを放送した。岸井成格特別編集委員も言葉の暴力を撒き散らした。

 

番組の冒頭で岸井氏は「私は一貫して『権力の暴徒』と言ってきた」と語気を強めた。岸井氏はマスコミ人らしく言葉を巧みに操って、権力を超える言葉の暴力を振るってきた。締めくくりの言葉はいくらなんでも言い過ぎだ。「メディアも廃案に向けて声を上げ続けなければならない」。少し頭がのぼせたのか、己の言っている重大な意味が分からないのだろうか。

 

これほど朝日新聞よりのニュースキャスターは珍しい。「報道ステーョン」の古舘伊知郎キャスターは、スタジオに座っていればいいのに国会まで出掛けて「平和安全法制というネーミングが正しいのか、甚だ疑問だ」と曰いながら、国会から抗議行動など詳しく報じた。スタジオのコメンテテーターと掛け合い漫才よろしく反対論を展開した。明らかにおかしい。

 

この報道を受けてスポンサーの高須クリニックは、さっさとCМ出稿を打ち切ると宣言した。後に続くものはいないか。

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