平成28年6月11日(№7016) ダサい野党連合

ダサい野党連合

天下分け目の決戦などとは言えない参院選まで一ヶ月、時間が過ぎるにしたがって気分が重くなる。政権交代可能な二大政党時代というが、誰が見ても民進党の空威張りであり、現実は一党時代である。民進党の選挙ポスターが発表されたが、スローガンを見ると情けないかぎりだ。「まず2/3を取らせないこと」「国民と進む」「人から始まる経済再生を」…。

 

学生グループ「SEALDs」など市民団体と民進、共産、社民、生活の野党4党が共同記者会見を行った。呼び掛け人で記者会見に出席した山口二郎法政大教授は「日本をまともな国にしておきたいなら、ともかく与党を負かせるしかない」とのたまう。山口氏は安倍首相に「おまえは人間じゃない」との言葉で有名だが、同席した4党とも同じ考えなのだろうか。

 

野党側の意気込みや思惑がどうあれ、実社会に生きる有権者の支持を得ることは難しい。岡田代表は「憲法9条改正を、安倍首相は考えている。そういう状況を作り出さないことが最低限」と大上段に振りかぶるが、自民党のマニフェストは最後に上げているだけ。消費増税を2年半も延期したのだから、憲法改正よりも経済の再生が最優先ではないだろうか。

 

民進党はつまらない批判をすることも必要かもしれないが、国民の経済再生に対する具体的な政策を前面に出してはどうだろうか。「人から始まる経済再生」などという抽象的な表現ではなく、国民が「そうだ!!」と思わず膝を叩くような政策を訴えてもらいたい。批判も結構だが、4党の連合などなんの意味もない。野党第1党はもう少し洒落たことをして欲しい。

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