平成29年7月17日(№7397) 今年の秋刀魚はダメ?

今年の秋刀魚はダメ?

毎年シーズンになればネットで秋刀魚を購入し、社員や知人にプレゼントとしていたが今年は危うい。13日から札幌で北太平洋の海洋資源を管理する日本、米国、中国、韓国、台湾など8か国・地域が参加し協議する。日本は各国の漁獲量を定めるよう提案するが、果たして中国や台湾などが素直に協議に応じてくれるか案じられる。特に中国は簡単ではない。

 

過去5年間の平均漁獲量から割り出して年間の数値を提案するが、日本は24万トン、台湾が18万トン、中国は4万8千トンなどの提案である。大型の機能船などに先行投資している中国などは、そう簡単に首をタテに振らないだろう。爆漁、爆喰いの国民だけに、漁業の戦争状態に陥るのではあるまいか。いずれにしても乱獲で資源が枯渇してはたまらない。

 

昨年は9月に入って4~5度くらい購入していた。どういう仕組みで獲るのかよく分からないが、「生き」がよくて「美しく」歓迎された。スーパーなどで売っている秋刀魚は痩せているが、ネットで現地から直送する秋刀魚は太っている。早いものは釧路辺りから水揚げされ、最盛期には東北の沖辺りで水揚げされる。購入価格は一本当たり120~140円程度。

 

ブリやタイなど養殖物がたくさん出回っているが、サンマは「飼育が難しい」「単価が安い」などの理由で養殖に向かないという。資源の枯渇が案じられる高級魚は「養殖産業」が成り立っている。秋に脂がのった秋刀魚をこれまで通り安く食べるには、天然の秋刀魚が減らないよう国際協調で適切な資源管理を進める以外に道はない。中国らが紳士であるように。

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