平成29年1月24日(№7223) 稀勢の里 横綱へ

稀勢の里 横綱へ

大相撲初場所で稀勢の里が横綱白鵬をすくい投げで抛り、見事な初優勝を果たしファンを喜ばせた。既に14日目に優勝を決めていたが千秋楽に勝てて良かった。もしも白鵬に負けて13勝2敗で昇進したら、近年では最低の成績で昇進することになる。今場所は日馬富士、鶴竜の2横綱が欠場していただけに、横綱に勝てない優勝では批判を浴びたに違いない。

 

稀勢の里の昇進前の成績は準優勝と優勝。基本的には二場所連続優勝が横綱昇進の条件だ。過去の昇進は旭富士、曙、貴乃花、3代目若乃花、武蔵丸、朝青龍、白鵬、日馬富士まで連続優勝。直前の鶴竜の準優勝は優勝決定戦に続いての優勝だ。先輩横綱に比べて稀勢里の昇進条件は甘い。貴乃花は準優勝、全勝優勝と続いたが甘いと言われ翌場所まで待った。

 

日本人横綱は3代目若乃花昇進から18年ぶりになる。平成14年、貴乃花が引退してから14年になる。二所の関審判部長の「過去一年の成績を見れば問題ない」と言うが、これは見当違い。昇進の基準はあくまで二場所連続優勝である。昇進内規が間違っていれば改正すればいい。この機会を逃してはという気持ちも分からないではないが、甘い扱いは禁物だ。

 

国技館三階の優勝額も一年前までは全て外国人力士だった。やっと昨年琴奨菊、豪栄道の両大関が姿を見せた。続いては稀勢の里の雄姿が見られる。この上は横綱としての優勝額を待っている。久しぶりに日本人力士の若手も充実している。関脇正代、小結高安、前頭御嶽海、遠藤、北海富士、貴景勝など二十歳台が目白押しで期待が持てる。大相撲は繁栄する。

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