平成29年11月30日(№7493) 明日から「師走」

明日から「師走」

月日の過ぎるのは早いもの。心筋梗塞で倒れ、安佐市民病院に救急搬送されて2年になる。2年前は80歳直前にもかかわらず、忙しく日本を掃除しながら回っていた。11/20は長野県へ、11/28は広島県呉市と島根県益田市へ。12月最初の土曜日は会社の忘年会。その翌日意識不明になった。妻や子供たちの世話になりながら、救急車で病院へ運ばれた。

 

心筋梗塞の治療中に肝臓ガンが見つかり、抗癌治療のために入院生活が長引いた。一昨年の12月、昨年の1月、4月、7月、8月、10月、今年の4月、8月、一昨日定期検診があり、12月13日から抗癌治療のため入院が決まった。先月は放射線治療のため15日間、通院した。病院に行く、待つ、治療を受ける、診察を受ける、これは予想以上に疲れた。

 

11月末の定期検診でカテーテルによる抗癌治療を受けることが決まった。3月から毎日執筆してインターネットに掲載している「デイリーメッセージ」を月刊とし、250名の畏友に届けることにした。レベルの低い読み物であるが、多くの方から感想が届けられている。肝臓ガンの治療中なのに~と労わられるが、入院治療中はまったく辛くない。普段と同じ。

 

どうせガンとは一生の付き合いだからいがみ合っても仕方がない、仲良くしようと心に決めて楽になった。「仲良くするとは気にしないことである」と達観した。少食になって体重は落ちたが、筋肉も落ちてしまった。辛いことはそれくらいで80歳にしては元気の部類。新年は自宅で過ごせるから、おせち、カニ、サケなど予約し、3代で楽しもうと企画している。

平成29年11月29日(№7492) 日馬富士引退へ 白鵬はどうする

日馬富士引退へ 白鵬はどうする

横綱・日馬富士関が現役引退を決意し、11月29日、日本相撲協会へ引退届を提出することになった。表の顔を見る限り惜しい気もするが、暴力をふるって貴の岩を傷つけたことは当然の事だろう。引退勧告をされるよりは自ら引退する道を選んだようだ。同時に相撲界の醜い部分もあからさまに晒し出された。マスコミ報道のいい加減さもあるが、真実は如何。

 

40回目の幕内優勝を遂げたもう一人の横綱・白鵬はどうなるか。11日目の無様な醜態に横綱審議会は、厳重注意とした。千秋楽の人も無げな振る舞いは、傲慢を通り越している。「協会の膿を出し、日馬富士、貴の岩を土俵に上げる」とは何様の積りでいるのか。己自身が膿ではないのか。横綱とは言え一力士に過ぎないプレーヤーが、責任者の振る舞いをする。

 

日馬富士の引退は当然のことながら、喧嘩の場に居合わせた白鵬の処し方は納得がいかない。喧嘩を止めもせず、目撃しても報告しない。無法の加担者ではないか。この後相撲界がどのように変革するか分からないが、少なくとも日馬富士に続いて白鵬も引退、騒動を抑えられなかった八角理事長も引責辞任。関係者はマスコミも重大な事態を軽く見すぎている。

 

張り差し、かち上げ、ダメ出しなどの醜い相撲を取り続けた横綱・白鵬をこれ以上のさばらせることは許されない。日本の相撲道と持ち上げはしないが、これ以上踏みつけられてはたまらない。思い切ってきれいにし、再出発することが望ましい。幸いに元気のいい若手が育ってきた。今回の暴力事件の処理をベースにし、まっとうな相撲界にして欲しいものだ。

平成29年11月28日(№7491) ワーストワンの松井一實・広島市長

ワーストワンの松井一實・広島市長

今年のノーベル平和賞に「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が選ばれた。その授賞式にわが広島市の松井一實氏が招待され、市民を代表し授賞式を見届ける。被爆者も3名が出席し代表は講演を行う。まことに名誉なことであり喜ばしいことだが、日本政府はこのキャンペーンに不参加で署名活動には反対の立場を取っている。広島市民としては不納得。

 

そのこととは無関係かと思われるが、正論11月号に「全国知事・政令市長財政再建ランキングを元横浜市長・中田宏氏が執筆していた。中核都市の広島市はさほど貧乏とは思っていなかっただけに、気楽に読み進めてびっくり仰天。日本はこれ以上借金を増やせない程、多額の負債を抱え込んでいる。地方自治体も同じだ。選挙対策で借金を増やしてはならない。

 

国民は政府に給付の増額を求めながら、増税や社会保険料のの増額を拒んできた。政治家も増税を持ち出すと落選の憂き目に合うから、政府の財源不足は国債で補填してきた。それが今の借金1千億兆の正体である。それに地方債、厚生年金や国民年金の将来給付に掛かる積立不足を加えれば気が遠くなる。ややこしいところは別とし「将来負担比率」で見たい。

 

何とわが広島県のひどさは27位である。この程度は許すとしよう。政令指定都市・広島市はダントツのワーストワンである。広島市の集中豪雨災害のときは朝寝坊をして避難命令を遅らせ、多くの市民を犠牲にした。安佐市民病院の移転は市議会で否決されながら、既に動き始めている。借金に無関心で増やし続けるトップは悪代官そのもの。終わりにしたい。

平成29年11月27日(№7490) 消費トレンド

消費トレンド

最近の消費トレンドは「時間消費型」といわれる。インターネットでの買い物が普及し、SCや百貨店へは買い物の目的だけでは出掛けなくなった。私たちの若い頃は「買い物は八丁堀」と決まっており、福屋や天満屋、それに本通りが主役だった。ところが今ではSCが郊外に広がり、八丁堀は買い物の主役から転落して久しい。紙屋町に移りとうとう郊外へ。

 

中国新聞社の調査によると、主要10地区で支持率が上昇したのは3地区に留まった。第1位は府中地区のSCイオンモール広島府中周辺、何と言っても中国地区最大の98,000㎡に及ぶ巨大な店舗。全世代向けの店づくりが功を奏したようだ。上昇率第2位は、全世代向けのSCがある廿日市市役所周辺がゆめタウン廿日市を中心に、電車バス便などが後押し。

 

「八丁堀周辺」は支持率が前年の首位から3位に転落。19歳以下や40代で下げた。車での移動を好む40代などの子育て世代の利用に繋がっていない。広島市の老舗「福屋百貨店」も昨年よりは伸びたが、紙屋町そごうの半分でしかない。世代別で見ると、19歳以下の支持率トップ紙屋町周辺で22,0%、30代と40代は府中町周辺、50代は八丁堀周辺。

 

広島駅周辺は新幹線口も南口も大がかりな開発が進んでいるが、全世代で利用が浸透するに至っていない。「福屋広島駅前店」は広島カープの連覇もあり、グッズ類の販売が絶好調で前年より伸びている。わが町では調査の対象となる広域商圏もないが、隣町の八木・緑井周辺も下げている。60代は維持しているものの、19歳以下と20代は下落率が大きすぎる。

平成29年11月26日(№7489) 人生100年の教育投資

人生100年の教育投資

安倍1強自民党は消費税増税を当て込んで、幼児教育から高等教育までの無償化を目論んでいるらしい。これから幼稚園・保育園を整備し、待機児童をゼロにする、願わくば大学教員までの授業料を無償にし、国民が機会均等に教育を受けられるようにする。そう簡単に整備できるものではないが、準備が整わなければ「予算のばらまき化」に変じそうだ。

 

誰にでも進学の機会が与えられることは、素晴らしいことだ。だが、くだらない大学で勉学意欲のない若者が集まってもどうしようもない。進学するための学費を用意できない家庭の生徒には安易に無理して進学を進めるまでもない。さっさと働いたらよろしかろう。今は大学でも専門学校でも苦労せず進学できる。さして勉強をしなくても卒業が出来るようだ。

 

親として必要なのは、奨学金として借りた数百万円の学費を働きながら返すことを勧めることではあるまい。それは若者自身の経済的、時間的損失のリスクを高めるのではないか。勉強はしたいと思ったときするのがベストだ。幾つになっても支援が受けられればうれしい。「政府の人生100年構想」では、本当に学びたくなったとき就労と修学が行き来できる。

 

私は80歳になったが、ソフトバンクが経営する通信制大学で学ぼうかと迷っている。こんなとき「人生100年構想」が支援してくれると嬉しい。今更…という友もあるが、頭脳を老化させないために、規則正しい暮らしが出来るように励むことも悪くはない。足腰の弱った高齢者に対する勉学への支援があってもおかしくない。元気な高齢者も少なくはない。

平成29年11月25日(№7488) 白鵬がみっともない物言い

白鵬がみっともない物言い

またしても三横綱が休場した秋場所で白鵬1人が頑張っていたが、11日目の結びの一番で前代未聞の失態を犯した。私は弱いもの贔屓なので「どうせ勝てないが…」と思いつつ、嘉風の健闘を願っていた。嘉風はいつものように両手をきちんとついて立ち上がり、顔を張られながらも両差しとなり一気に寄り倒した。なんとしたことか白鵬は土俵に戻らない。

 

放送では声は聞こえないが、「土俵に上がって下さい」「物言いです。待ったです」と連呼し、土俵に戻ることを拒否。戻っても再度、確認を要求。勝ち名乗りが済んで打ち出しの拍子木が鳴ると今度は土俵に居座り、最後は礼もしないで引き揚げた。横綱にあるまじき規則違反の出来事である。これは出場停止だと思った。横綱の土俵入りがない場所は前代未聞。

 

物言いを付けられるのは5人の勝負審判と控え力士だけ。そういう規則を十分承知しながら、白鵬は大観衆を前にして横暴な態度を取った。こういうことを許していたのでは、もはや大相撲は成り立たなくなる。白鵬の口害はしばしばあるが、本場所中、大観衆の前での非礼は初めではないか。罰するべき。これにくらべれば日馬富士の私的な暴力は小さなことだ。

 

先場所は横綱・日馬富士が取組後に待ったを主張した。礼は横綱も序の口も一緒。礼で始まり正々堂々と勝負が成立して例で終わる。基本中の基本を逸脱するようでは、もはや横綱とは言えない。八角理事長は「白鵬の勘違いだ。自分で決めちゃいけない」と釘を刺したが、そんな生温いことではないだろう。今後の理事長裁定が厳しい大相撲の権威を伝える。

平成29年11月24日(№7487) 森林環境税の徴収

森林環境税の徴収

自民党税制調査会は日本の税制を決める機関である。たまたま党の名前が付いているが、一強独裁制のもとでは大抵の事はここで決まる。政府・与党は2018年度税制改正で、森林保全に使う「森林環境税」を創設し、一人当たり年1000円を徴集する方針を固めた。すでに住民税には東日本大震災の復興財源として上乗せされており、庶民「またかいな」の声。

 

対象は住民税を賦課される6200万人で、年620億円の財源となる。税制調査会なるものは税金の徴収を合理化し、庶民の税負担を軽くするのが目的である。しかし、取りやすいところから税は取るというのが基本らしい。国は私有林の面積や林業従事者数に応じ自治体に配分するらしいが、自治体は間伐や林道の整備、林業従事者の育成に活用するという。

 

一部の自治体では森林整備にかかる独自の税制を既に導入しており、重複課税をどう解決するかも課題になる。わがふるさとでは既に広大な森林が数十年も放置してあり、あれをどう間伐して整備するのだろうか。きれいだった松茸林などは、雑木などが密生し枯れ木も積もっている。税金を取る政治家は気楽だろうが、幾重にも課税される庶民はたまらない。

 

消費税はアップする、社会保障費などの医療費や介護税もアップ。少なくとも安倍1強の時代を迎えたのだから、せめて庶民が暮らしやすくする政策をすべきではないか。野党一門も「モリ・カケ」も必要だろうが、庶民の税について誤りはないか論戦を戦わせてほしいものだ。日本の山林は取り返しのつかないところまで来ている。どうしようもない有様だ。

屋根瓦の棟の積み替え工事

 

卓球を愛して35年。江原 文男です。

 

 

懇意にさせていただいているお客様から連絡があり、訪問販売が来て

 

屋根瓦の棟を固定する針金が切れている」と言われたとのこと。

 

早速、ハシゴをもってご訪問させていただき、屋根瓦の点検を行いました。

 

 

 

訪問販売の言われていることは誠で、 針金が切れていると、台風などで簡単に棟瓦がとんでいってしまいます。

 

点検を怠っていたことを申し訳なく思いました。

 

棟瓦を一旦崩し、再度積み上げていくのですが、昔とは違い、赤土を使いません。

 

耐久性のある漆喰を赤土の代わりに使います。

 

 

 

 

 

その上に熨斗(のし)瓦を積み、最後に針金で固定し完了。

 

20年も経過すれば針金も痛みます。

 

点検はマルコシ江原までお申し付け下さいませ。

 

平成29年11月23日(№7486) 素直な心の自己チェック

素直な心の自己チェック

会社の現状を正しく把握するためには、あるいは部下を正しく指導するためには、自分自身の素直さが必要になる。

 

 ①ものごとの判断をする際、自分の欲望や感情にとらわれないよう心掛ける。

 ②他人からの意見や情報を鵜呑みにせず、何が正しいか、深く考えている。

 ③偏ったものの見方・考え方にならないように「バランス感」を重視している。

 ④自分にとって都合の悪いこと、耳に痛いことであっても聴いている。

 ⑤相手の過ちや欠点をゆるし、受け入れる度量を持っている。

 ⑥「今、何をすべきか」に、常に的確な判断を下すことが出来る。

 ⑦日々の出来事、世の中の動き、人の言葉など、すべてから学ぼうとしている。

 ⑧より良い対処の為には、それまでの行動や考え方や行動を柔軟に変えられる。

 ⑨何事に対しても、あわてたりうろたえたりすることなく、冷静に対処できる。

 ⑩意見の相違や、好き嫌いの感情などに囚われて、人を責めたり憎むことはない。

 ⑪どんな人に対しても心を開き、相手を大切にしている。

 ⑫自分よりも地位や年齢が下の人からも、謙虚に意見を聞くことが出来る。

 ⑬周りの人や物事に対して、レッテルを貼ったり色眼鏡で見ない。

 ⑭過去の成功体験や常識などに囚われすぎないよう心掛ける。

 ⑮主義・主張の異なる人の意見にも、耳を傾けることが出来る。

 ⑯逆境に直面しても、ポジティブに受け止めることが出来る。

 ⑰日々を感謝して前向きに生きることが出来る。

 

 以上が「素直な心」の自己チェック項目だが、なんと優しい言葉だが難しいことばかり。人の指導はこれほど難しい。

平成29年11月22日(№7485) 知的戦闘力

知的戦闘力

単なる物知りではこの先、生き残れない。この世界を生き抜くには、限られた時間の中で費用体対効果の高い「戦う武器」を手に入れ、上手に使いこなす「武器としての知的生産術」が必要だ。外資系コンサルタント山口周氏が、知識を手足のように使いこなす最強の独学システムを体系化した「知的戦闘力を高める独学の技法」を読んだが、うまく理解出来ない。

 

「知的戦闘力」の向上につながる「独学のメカニズム」について解説しあるが、理解は中途半端である。独学は大きく、「①戦略」⇒「②インプット」⇒「③抽象化・構造化」⇒「④ストック」という流れで形成されている。①戦略 どのようなテーマについて知的戦闘力を高めようとしているのか、その方向性を考えること。難し過ぎて奥までとどきそうにない。

 

論語に「子曰く、学んで思わざれば即ち罔し。思うて学ばざれば即ち殆し」。「先生は仰いました。学んでも考えなければ洞察は得られない。一方で考えるだけで学ばなければ独善に陥る恐れがある」という意味らしい。この論語の指摘は、独学者がはまる二種類のかんせいを鋭く指摘している。独学者は単に知識だけ詰め込んで思考しないという事ではないか。

 

②インプット 戦略の方向性に基づいて、本やその他の情報からインプットする。③インプットした知識を抽象化したり、他のものと結びつけたりすることで、自分なりのユニークな示唆・洞察・気付きを生み出すこと。④ストック 獲得した知識と、抽象化・構造化によって得られた示唆や洞察をセットにして保存し、必要に応じて引き出せるように整理する。

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