平成29年11月7日(№7470) がん治療を一休み

がん治療を一休み

先々週の末まで3週間(週5日)、休まずがん治療のため病院へ通った。がんの三大治療(手術、放射線、化学療法)のうち、放射線の為である。放射線技師は腫瘍殺傷のため、病巣にはガンマ線を多方向から当てて線量を高め、周りの正常細胞には余りダメージを与えないような照射の技術を高めている。その面では現在の医術は極めて高いレベルにあると思える。

 

今回の照射治療は肝臓がんへ血液を送る血管に、がん細胞が巣食ったことを止めることを目的としている。七カ所からガンマ線を当てるのだが、息を止める時間によって照射時間が変わる。10秒、10秒、15秒、20秒、25秒、25秒、20秒が毎日繰り返される。この辺りは素人の勝手な推測によるものだが、多方向から病巣に当てて正常機能を守っている。

 

こうした治療で癌細胞が消える訳ではない。しかし、統計的に見てがん患者の生存率は高まっているし、早期の発見率も増えている。しかし、こうした統計率で分からないのは、がん細胞の反乱に対する恐怖心だ。これらの脅威に直面すると当然ながら科学の飛躍的進歩が、新たな治療法もたらしてくれることを期待する。進んだ医療で癌細胞が消えることだ。

 

私は比較的病気に対する恐怖心がない。がん細胞が転移するとか、死期を早めるとは感じていない。さりとてがん細胞が消えるとも思っていない。日常生活は入院生活で足の筋肉が縮小し、行動が不自由になるのが病気の土産である。がんの恐怖はない。その分だけ医師を信頼している。病状について詳しい説明があるのがいいのか、それもはっきり分からない。

平成29年11月6日(№7469) 増え続けるシングルマザー

増え続けるシングルマザー

かつて親子農業体験塾の活動をしていたころ五月の「母の日」は問題ないが、六月の「父の日」の開催に苦労したことがある。離婚によりシングル親が増え、そのうち父子家庭が少なくイベントに苦労した。20歳未満の子どもがいる片親の家庭のうち離婚が原因の母子家庭は58万8483、父子家庭は6万3036、その割合は凡そ9対1で圧倒的に母子家庭が多い。

 

母子家庭は圧倒的にジジババ家庭の世話になることが多く、実質的に単独で生計を維持している母子家庭は少ない。日頃の面倒はジジババが世話をし、近くにアパートを借りて別居の形を取る。そうすれば少なくない母子手当ても支給される。別棟を新築する親子もあり、大幅なリフォームをする家庭もある。生き方としてはどうかと思うが、商売の役には立つ。

 

離婚カップルは婚姻期間5年未満が全体の3分の1、10年未満が半分以上を占める。子供がいれば小学生以下だ。そのために離婚後は親などの協力が必要になる。子供たちの教育はどうなるのか、ジジババの協力がないと悲惨な結果になる。子供たちが成長した後の熟年離婚もあるが、母子父子家庭にくらべればさして問題にはならない。子供には両親が要る。

 

現実に親一人で子供を育てきれるものではない。存分に働いて収入を得ようとすれば子供をないがしろにする。最近の若夫婦は我慢が足りない。自己主張が多すぎる。わが時代には嫁して帰らずと言い聞かせられていた。我慢するのがいいとは思わないが、離婚を歓迎するジジババも少なくない。一度結婚したら離婚すべからず、子供たちもその方が幸せだ。

運転免許証 更新

 

木原愛一郎です! 

 

誕生日を一か月後に控え、更新通知が届きました。

 

最近、交通違反をした記憶がないので、もしかしたら『ゴールド免許』?

 

と、かすかな希望を抱きながら開封してみました。

 

記載には、平成25年に信号無視とありました。

 

あと1年で5年経過かと思いましたが、社員の皆さんから悲しいお知らせがありました。

 

『ゴールド免許』は更新時に発行との事です。

 

となれば、次回の更新なのでしょうか?

 

そう考えれば合計8年間、無事故無違反の必要があります。

 

気の長い話しとなり、少し愕然としてしまいました。

 

しかしながらよく考えてみると、免許証取得後35年間、欠かさず違反者講習を受講してきました。

 

よく4年間も無事故無違反だったと感心します。

 

免許証返納までに、一度くらい光り輝く『ゴールド免許証』を手にしてみたいものです…。

 

 

平成29年11月5日(№7468) 困難を極める求人

困難を極める求人

社長が求人を最優先とし活動しているが、同友会も大学へのアプローチもはかばかしくない。このままでは来春の新人は来ない。新人がいなくてもいいように思うが、それは年寄りの考えかたで会社の未来が見えない。もっともな話だがそれならどうするか。大学を訪問しても未定の学生はいないし、いたとしても求人する意欲が湧かない程の低レベルらしい。

 

会社は大きければいいというものでもない。悪いことをして評判を落とす会社はいくらもある。会社は小さくてもブランドがあり、そこそこに知名度が上がれば学生は関心を持ってくれるのではないか。企業ブランドを上げればいいのだが、それは簡単ではないし時間が掛かる。自社の価値を「見える化」することに着手し、「ブランド資源」を増やしていく。

 

ブランド資源とは何か。まず社内から「その目」で探す。「人」「モノ」「デザイン」「ノウハウ」「歴史」「立地」「情報」「評価」「顧客」など。その中になければ新しく作る。「ノウハウ」であれば、知的財産や出版物。「歴史」なら独自のイベントや地域貢献活動。「顧客」であれば熱烈なファンや顧客の質の高さ、愛用者の賞賛。このように考えるとブランドはありだ。

 

〝広報〟活動と〝広告〟活動は別のもの。混同しない。広告はお金でスペースを買えるが、広報は費用は掛からないが連鎖的に広まることが必要だ。広報活動は情報連鎖すればブランドになる。自社で誇れるブランド資源を見える化し、その魅力を人々に知られるように広報活動に取り組む。果たして「見える化」するブランドはあるのか。やってみなければ!

平成29年11月4日(№7467) 荒れ果てる国土

荒れ果てる国土

現在の持ち主をすぐに特定できない土地が、全国で410万㌶あると「所有者不明土地問題研究会」が発表した。更に2040年には720万㌶で北海道程の広さになる。死者数が増えるに従い、相続登記がされずに実際の所有者が把握できない土地が増えると推定している。換金できない値打ちのない土地は、費用を掛けて相続登記するより放置しておく方が得になる。

 

土地所有者不明が障壁で公共事業が停滞したり、土地が荒廃したりする経済的損失は、累計では17年から40年までで6兆円に及ぶと見積もった。登記が50年以上動いていない土地は、所有者ベースで中小都市、中山間地域では26,6%に達する。所有者不明の土地は災害復旧や農地集約などの障害になり、その対応は大きな課題となっている。どうするか。

 

都市部に比べて地方で登記の動かない土地が多い。50年以上登記の変更がない土地の用途を見ると田畑は23,4%、山林では32,4%に達している。法務省は「土地の価値が低く、耕作予定がないなどの理由で登記されない場合が多い」。わが家などでも山林や田畑が多くあるが、利用価値はほとんどない。松や杉それに檜なども用途が少なく搬出費が掛かりすぎる。

 

子供や孫たちは何処にあるかさえ知らない。特に罰せられないわけだから、登記費用の掛かる相続などしないに違いない。相続手続き簡素化のため、被相続人と相続人全員の戸籍情報が記載された新たな証明書の発行を開始し、一度書類を提出すれば証明書1通で手続きできるようにした。そんなことで相続登記されない土地の解消は出来るだろうか。甘すぎる。

平成29年11月3日(№7466) 夢拾いウォーク

夢拾いウォーク

本日は第五回「夢拾いウォーク」の開催日である。マルコシでは毎週土曜日早朝に地域内の公園清掃を続けているが、その公園を出発地として本社に向かってゴミ拾いをしながら歩く。毎年150名ほどの地域住民が参加するが、今年は日程の設定が11月3日で他のイベントに参加の人が多く小規模になった。町内のイベントに心配りをすべきだったが残念だ。

 

最近は町がきれいになり、ゴミは極めて少ないもののゼロではない。20年を超える清掃活動の影響とは思わないが、身の回りをきれいにしようという人たちが多くなった。掃除を始めたのは平成2年だが、当時の歩道はゴミの山だった。そのゴミの山を踏んで人々は歩いていた。それが当り前の光景であった。それはおかしいということを徒歩通勤で気が付いた。

 

ゴミのない町を作りたいと決意した。さっそくジャンパーに手袋、火箸に大きなゴミ袋を持って徒歩で通勤を始めた。何となく体裁が悪い思いがして腰が引けたが、一旦決心したことであり家族の反対を押し切って続けた。その後、賛成して掃除をする社員が増え、やがて全員参加の態勢となった。続けたせいか地域の賞賛を集め、今日まで休まず続けている。

 

地域住民に呼びかける「夢拾いウォーク」のスタートは面映ゆいものがあったが、今年で早くも5年目になる。少ないと止めるというものではない。参加人数の多少にかかわらず、ともかく続ける。そのことに意味がある。バス停はきれいになった。タバコのポイ捨てもない。しかし、ドライバーの投げ捨てる車道のゴミは減らない。続けていればやがて変わる。

平成29年11月2日(№7465) 小河二郎翁を訪う

小河二郎翁を訪う

益田市のМランドより仕事の相談があり、担当の社長が訪れるという。「一緒にどうか」と誘われ、長時間ドライブで多少の心配があったが同行した。戸河内から益田市へ抜ける中国山脈の鮮やかな彩りに、しばし感嘆の思いをはき出した。これまで20年も通った道だが、今年のように鮮やかな紅葉は初めてだ。やはりシーズンの一刻だろうか。もう一度見たい。

 

Мランドの今時分は閑散期で静かだ。次の繁忙期は12月になる。やはり大学の休みに左右される。会長室の前の応接間に入り握手を交わした。毎年何度が訪問していたが、昨年と今年は病気のため無沙汰をした。お目に掛るのは2年振りとなる。小河会長は94歳、私は80歳、2年も会わなければ姿は変わる。お互いに細くなっているのが、身体的な変化だ。

 

補聴器は付けておられないが、多少耳が不自由になられたと感じた。身体的には何処も悪くないとの事。Мランドの経営は順調だから自由にされたらよいように思うが、やはり幾らか気掛かりもあるようだ。滞在型自動車学校では、日本一の卒業生を送り出している。現在では年間7,000名。なんとか10,000名にしたいのが経営者としての願いだと言われる。

 

日本一ならそれでいいように思うが、一万名と決めたからには到達すべきだと言われる。身体は少し不自由だと思うが、先日は鍵山さんの見舞いに行かれたという。その心意気たるや若者にも負けない。80歳が94歳に勝てないとは残念だが、いまのところは心身ともに後れを取っている。ともかく健康を取り戻して堂々と相対したい。次回の出会いが楽しみ。

平成29年11月1日(№7464) 少子高齢化は止まらない

少子高齢化は止まらない

少子高齢化に歯止めがかからない。今回の選挙でも与野党ともさほど深い関心は示さず、日本の将来を憂える議論もなかった。日本の政治家が堕落? 幼稚? になったといわれるが、モリカケなど国会で半年も論議するようでは仕方がない。相変わらず野党はゴタゴタし、安倍内閣は国民から信頼されない。前原さんも小池さんも気楽なものだ。政治は真剣勝負。

 

元地方担当相の山本幸三氏は「地方創生はまず少子高齢化に歯止めを掛けて、地域の人口減少と地域経済の縮小を克服して、将来に亘って成長力を確保することを目指しております」。と能天気なことを担当大臣が言う。人口減が止まる筈がない。人口が減り高齢化が進めば、経済は縮小する。経済成長で日本が成り立つことはない。でも政治家は法螺を吹く。

 

いま政治が正面から取り組むのは日本の将来である。人口の絶対数が激減したり、高齢者が激増したりすることによって生じる弊害であり、それにどう対処すべきかである。楽観論を唱える人もあるが、日本がいかに危ない状況にあるかについて、見て見ぬふりをしているのではないか。楽観論に対して逃げず、不都合な真実に立向かう選択をすべきときである。

 

今年から65~74歳が減り始めている。来年は75歳以上が65~74歳を上回る。更に18歳人口が大きく減り始める。やがて国立大学も倒産の懸念がある。私はいま80歳であるが、100歳(2037年)まで生きるとすれば、悲惨な日本の姿に遭遇することになる。安倍首相は日本の少子高齢化についてもっと真剣に考え、取り組んで貰いたい。日本はなくなる。

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