平成24年7月28日(No5700)    志誌「ジャパニスト」の連載終わる

志誌「ジャパニスト」の連載終わる

平成20年5月、新宿のプリンホテルのティルームで「ジャパニスト」編集長の高久多美夫さんと会った。コーヒー一杯で2時間も話した。当時、月刊誌「フーガ」で中田宏(当時横浜市長)の特集が組まれ、切り口の斬新さに活目して面談を乞うた。無理をお願いして会ってもらった。記憶は定かではないが、「中田宏で日本を変えよう」の思いは一致した。

 

もう一点、当時地域の高齢者や若い親子と取り組んでいた活動である親子農業体験塾「志路・竹の子学園物語」の執筆を依頼されたときの驚きは鮮明に残っている。ときおり地方紙などに駄文は書いていたが、アマチュアの戯言の域でしかない。一流紙に連載するにはそれなりの格と能力が求められるが、何故か厚かましくも引き受けてしまった。期限は3年。

 

表現に見栄を張るつもりはなかったが、季刊発行だけに切り口には毎回悩んだ。やっていることは毎年変わらない。中身が進歩しているとも思えない。ただ目的ははっきりしていた。①子どもの教育、②高齢者の生き甲斐、③過疎の活性化、大げさに言えば、今の日本が抱えている大きなテーマだ。3ヵ月に一度の締め切りが来るたびに悩んだ。真剣に考え込んだ。

 

平成24年の夏号で約束した12回の連載を終えた。一流の執筆人に挟まれて苦労した部分もあったが、事実を誇張せず活動の実態を通じて問題提起できたと自負している。高久さんは低レベルの原稿に困っただろうが、よく辛抱してくださった。先日届けられた「ジャパニスト」14号を手にしながら、感無量である。肩の荷を下ろしながら寂寥感も一入だ。

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