平成25年3月16日(No5931) 新人を育てる思い
投稿日:2013.03.16
新人を育てる思い
先週の木曜日、施工中の広島工大・教授宅を現場巡回させてもらった。ラッキーにも教授は在宅中、新人の育成などについてヒントをもらった。4月には新卒男女各1名、計2名が入社してくれる。最近は早期リタイヤに慣れてしまって、どちらかと言えば不感症になっている。いろいろ話を伺いながら、これではいけないとひそかに心を新たにした次第。
心を新たにとは?①常に相手の立場で考えること、②具体的に正しい行動を教えること、③正しい行動を正しく続けられ、習慣化する方法を教えること。とりあえずこの3点を徹底したい。よく考えてみると仕事のやり方について出来るまで正しく教えた記憶はない。大抵の場合教え方が中途半端で出来るように教えもしないで、何べん教えたら分かるのか!
よく考えてみると小学校のトイレ磨きでは、たったの一時間なのに実に多くのことを教えている。時にはモデルにもなってフォームを見せている。大切な新入社員に対する教え方は小学校の児童に対する熱意よりはるかに劣る。とにもかくにも身につくまで。「何べん教えたら分かるのか!」は絶対言うまいと心に誓った。出来るまで何度でも根気良く続ける。
早朝清掃のときの竹箒の使い方、手箒やちりとりの使い方、正しいあいさつの手順など、もっとも大切なポイントになる。このくらいは出来る筈との思い込みが、すべての間違いの根源である。あれもこれも出来ないと決め付けて相手の立場になって対処すれば、大抵のことは間違えずに済むのではないかと思うに至った。そうは言っても根気よく出来るか知らん。