平成26年1月19日(No6240)   工夫する社員

工夫する社員

毎週ディリーメッセージをお届けしている大阪の経営コンサルタントのとちのさんから、日曜日にもかかわらず几帳面に返信メールが届く。今週は将棋の羽生善治名人の言葉が添えられた。『①三流は人の話を聞かない、②二流は人の話を聞く、③一流は人の話を聞いて実行する、④超一流は人の話を聞いて工夫する』。「工夫する社員を育てたい」と付記があった。

 

要するに超一流の社員を育てたいと言うことだ。人の話を聞かないのは経営者や幹部に多い。どこの会社も三流が支配していると言うことか。会社が三流になるはずである。新入社員や若手社員は人の話は聞く。そういう立場にあるからだ。二流の社員が大半だと言うのは頷ける。人の話を聞いて実行する一流社員の存在も少なくはない。それで会社は回る。

 

さっそくこの羽生箴言を全体研修で取り上げた。謙虚な社員が大半だから「われこそは超一流」と名乗るものはいなかったが、すべてではなくても部分的に超一流の動きをしている社員は多い。超一流の会社の条件が、超一流の存在が前提とすれば、それを育てるのが人材育成担当の仕事である。とちのさんは新年に当たって大きなプレゼントを届けてくれた。

 

四月以降は消費税落ち込みの反動で少し暇になると言う。そうであればその時間を利用して勉強したらいい。勉強の方法はいろいろあるが、とりあえずお金がかかってもまっとうな研修を受けてもらう。成果が得られるかどうかはやってみなければ分からない。とりあえず二つほどピックアップ。社長に提言し、快諾を得た。そうすれば新しい展開が期待できる。

 

勉強すればすべてがプラスになると言うものでもない。それはやってみなければ分からない。その結果、超一流の社員だらけになれば、消費税の落ち込みなど簡単に取り返せる。

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