平成26年3月14日(No6294) 「卒業記念トイレ磨き」終える
投稿日:2014.03.14
「卒業記念トイレ磨き」終える
平成25年度も地域の学校の「卒業記念トイレ磨き」を無事終えることができた。例年は中学校1、小学校2、の計3校だが今年は小学校が1校増えた。各校のトイレ磨きは授業の一環として実施されるため、いずれも平日の午後行われている。少ない人数での勤務中のやりくりは簡単ではないが、今のところ本業よりも優先して実施。社員の負担は軽くない。
各校とも対象人員は100~120名、6~7班に分けて実施している。初めてトイレ磨きを体験する児童・生徒が対象だけに、経験豊富なリーダーの存在は欠かせない。一つの班は15~20名で構成。経験のすくない社員は、子どもらを有効に動かすことは難しい。地域の支援者のお手伝いもあるが、リーダーの出来る人は限られる。だが、学校の期待は大きい。
当日の前夜には参加人数分の掃除用具を用意する。たわしやスポンジ、それにサンドメッシュ。加えて雑巾や細々とした用具を確認する。それに2時間必要。当日出発前にトラックに積み込む。人数の確認、役割分担、担当トイレの指示がある。車に分乗して現地に移動が1時間半。さらに現地のミーティング、掃除箇所の用具の配置、事前準備などが30分。
開会式、移動、実践、後始末、閉会式、撤収に2時間。帰社して用具の洗浄、乾燥、雑巾などはクリーニングで処理する。すべてを終えると午後6時になる。約6時間を費やしたのち本業に取り掛かる。時には仕事が深夜にまで及ぶ。特に今年は消費税の駆け込み需要の対応に追われている。果たしてそこまでやる必要があるのか、疑問を投げかける向きもある。
落合小学校14年、日浦中学校12年、三篠小学校初体験。ここまで歴史を積み上げ、かつ学校側の要請があれば辞退は難しい。社員に心の中で詫びながら、その価値を理解してもらって進めている。負担は限りなく重いのが現実である。