平成27年11月22日(№6912) まさかの敗戦
投稿日:2015.11.22
まさかの敗戦
大谷祥平投手の快投を見るために久しぶりに「プレミア21」のライブを観るためテレビにかじりついた。予想通り快投を見せつけた。準決勝の相手は韓国。これまで国際試合では死闘を展開してきたが、大谷投手の調子から今年は決勝進出間違いないと予想していた。長身のしなやかに身体から繰り出す速球に韓国チームは手も足も出なかった。三振の山を築く。
7回まで三振11、ヒット1、84球の素晴らしさに興奮した。3対0。ところが9回になってドラマが生まれた。リリーフの則本は8回こそ3者凡退に抑えたが9回になって3連打を浴びた。さらにクローザーの増本まで打たれ、一気に4点を献上し逆転された。勝負は下駄を履くまで分からないというが、まさにその通り。筋書きのないドラマが展開された。
あっさり世界一の夢を絶たれた。小久保監督は継投のミスだと自分を責めていたが、みんな全力で頑張ったが天に見放された。それにしても大谷投手の球筋は素晴らしかった。予選では6回を2安打無失点、準決勝の7回を合わせてヒットは3本。高卒でプロに入って3年目。大リーグには160㌔超を投げる投手は珍しくないが、大谷投手の速球は違うそうだ。
専門的には分からないが、大リークでも十分通用するという。ただ速いだけではない。スピンが利いていて手元でホップする、球質も重いという。その上147㌔のフォークが混じれば打てないそうだ。いずれ大リーグに挑戦するだろうが、田中マー君やダルビッシュの上を行くと評価されている。現在の調子なら200億円の評価を受けるとか。凄い投手である。
準決勝の敗戦は悔しい。シーズンオフの負担が来シーズンに影響しなければよいがと心配する。楽しませてもらった。