木原伸雄のちょっとと～く

第９回オレンジフェスタ

毎年５月の第３土曜日は全社挙げての「お客様感謝デー」がオレンジフェスタと銘打って開催される。今年は「安心と安全の暮らし」がテーマ。本心はリフォームを売りたいのだが、欲をさらけ出すとお客様から敬遠される。欲をうんと控え目にしてお客さまの役立ちを提案することに価値が生まれる。階段の手すりを改良した。「ＡEＤ」も万一に備え設置した。

メインは社員による安心・安全の暮らしの提案である。ガレージにはリフォーム機器など展示し、ご覧いただきながら相談に応じる。無料のお持ち帰り商品のプレゼントコーナーや小さなショップのオープンと図書販売。メインは「省エネポイント講座」に加え、適応商品の展示と説明。受付と記念品プレゼントで混乱しそうである。そこまで賑わえば嬉しい。

２階はくつろぎの場。「小粋なギャラリー」で品性の高い「かな文字」の展示がある。美味しいお茶とお菓子の提供。今年は初めての試みであるが純米酒とアルプスの銘酒の利き酒会がある。３階では新事業の提案コーナーでプラチナ世代対象のミニ講演会と困り事相談会（医療・保険・年金など）がある。「暮らしのほっと＆スマイルサービス」の展示もされる。

４階Ａ室では水素水の紹介や「健康・長寿セミナー」が開催される。Ｂ室では「省エネ、収納、セコム、住宅内事故防止セミナー」が開かれる。ＲＦ階は食事コーナーがあり、「島根板わかめおにぎり」と「土佐清水メジカ汁」が振舞われる。すべて社員が主役で運営される。他社では見ることのできないイベントになるはずである。それぞれ立場で役割を果たす。

目的は商いの活性化である。とかく目的と目標を混同しがちだが、心して本末転倒ゼロの誤りのない一日でありたい。