平成28年10月1日(№7108) お粗末な民進党の代表質問

お粗末な民進党の代表質問

民進党の岡田さんが参院選に敗れた責任をとって辞任し、蓮舫さんが新しい代表に選ばれた。そして元総理の野田さんが幹事長に推薦され、民進党の新しい執行部が成立した。9月26日に臨時国会が召集され、民進党はどんな新味を出すのかと期待した。蓮舫さんや野田さんの代表質問を聞きながら、これで大丈夫かな? と要らぬ心配をするほど詰まらない。

 

野田さんは経済政策について「アベノミクスの第一の矢の手詰まりは明らか」とし、「マイナス金利は、金融機関の経営に悪影響を与えている。日本銀行にマイナス金利を撤回させることを政府として要請するよう提案する」と述べた。「金融機関に悪影響を与えている」いうのはおかしい。「マイナス金利の撤回を…」といのは「日銀の独立性」を理解していない。

 

アメリカの大統領候補が二人ともTPPに反対をしているが、それはアメリカの利益にならないからだ。民進党は政府に対して撤回せよと言うが、アメリカが反対だから日本も反対というのはおかしい。アメリカが損をするなら日本は得をする、少し考えれば分かるはずなのに、アメリカが反対しているから日本も反対すべきだとは、貿易の本質を理解していない。

 

憲法改正について「まず自民党の改正草案を撤回せよ」というなら、民進党も草案を出して堂々と論議をすべきた。改正賛成派と反対派が党内に混在しているから、憲法の党内論議も出来ない。蓮舫さんは新しい民進党を「提案政党」というが、代表、幹事長の質問からは具体的な提案は何一つ出ない。これでは国民も心配になるだろう。褌を締め直して欲しい。

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