平成28年3月24日(№6964) プロ野球の自省自戒

プロ野球の自省自戒

プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは22日、巨人軍の高木京介投手を野球賭博に関与したとして1年間の失格とし、巨人軍に制裁金500万円を科する処分を発表した。最近の週刊文春はヒットを続けているが、この裁定にはどのような判断を下すのだろうか。コミッショナーの裁定は、どんな理由を糊付けしようと多くの人が拍手喝采で迎えるとは思えない。

 

巨人軍の賭博関与事件で昨年の3名は無期失格処分になったが、高木選手はなぜ1年の失格で良いのか、コミッショナーは最低の根拠を明らかにする必要があろう。プロ野球に名誉があるとすれば野球賭博で傷つけたことに違いはない。関わり方の「程度、深さ、期間、回数、経緯を分析、検討すると客観的に見て3選手とは相当の差が認められるのは明らか」。

 

コミッショナーの裁定は甘すぎるし、前3選手との差が大きすぎるのではないか。実際にどの程度調べたのか、真実が明らかになったのか、この短期間では疑問が湧いてくる。個人的な関わりもこれで幕引きになるとは思えない。次々に発覚したらどうなるのか。3人を基準に考えたらこれからの裁定は判断が難しくなるのではないか。問題はこれからである。

 

球団はわずか500万円の制裁金だが、球界全体のモラルから考えればこのままでは済まされまい。このまま3月25日の開幕を迎えればすべてが丸く収まるのだろうか、不祥事を抱えたままの開幕ではバンザイと諸手を上げる訳にはいかないのではないか。正力松太郎さんが生存であったら、巨人軍の開幕ゲームは吹き飛んでいたのではないだろうか。

 

長嶋さんはどう考えているだろうか。昨年末の後始末をしていない巨人軍は、他のチームとは違う罰則を受けるべきだろう。くどいようだが本当に調査したのだろうか。

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