平成28年6月16日(№7021) 生活のルール化
投稿日:2016.06.16
生活のルール化
体調を崩して以来半年間、快適な日々を送れなくなっているが、復活をめざして努力している。大塚寿著「40代を後悔しない50のリスト」を読んで見ると、かつて努力した方向がそのまま書かれていて欣快に堪えない。今回は50のリストのうち、時間の使い方について紹介したい。キーワードは「配分」と「習慣」だ。「習慣」というポイントは外せない。
どんなにやり方を工夫しても、それを「習慣」にしないと長続きしない。なにを決めても元の木阿弥というのは誰しもの経験がある。「習慣」は一つ一つの努力に勝る。時間の使い方がうまい人は生活をルール化している。毎日の暮らしにはルーティンがたくさんあり、無意識に繰り返していることを、時間と絡めてルール化できると、時間が色分けできる。
私の1日は極めて几帳面である。朝は5時半に起床し、寝むのは午後10時である。睡眠時間は7時間半を守っている。心筋梗塞で倒れる前は睡眠時間が2時間、3時間などはままあった。これは後期高齢者には無理だったのだろう。アウトを宣告された。今はそれほど働けないが、決して無理はしていない。毎日出勤し、自分なりの仕事は遅れをとらない。
休日も変わらない。土曜日も日曜日も起床、就寝は同じである。休日も為すべきことを決めている。滅多に夜、遅くなることはないが、どんなに遅くなっても起床は10分と狂わない。疲れても時間のリズムは変えない。大塚さんの「人生の法則」を忠実に実行している己を知り、内心鼻を高くしている。生活を大切にしなければ、倒れたら人生は終わりである。