平成28年7月15日(№7050) 「生涯学習」の学び論語

「生涯学習」の学び論語

8年前から毎週水曜日に高齢者を対象の「生涯学習・プラスワンステージ」を開講している。他にも「人生講座」「俳句歳時記」「名作映画鑑賞」など続けているが、なぜか受講者が続いている。第二水曜日の「親しもう日本のことば」は、講師の入川実さんの熱意で学びが多い。決まった講座のラストには「論語のサービス」がある。これは解釈が面白い。

 

最近では「未だ之を思わざるなり、夫何の遠きことか、之あらん」。〝読もう読もうと思っているけど…。一度行かなくちゃあと思っているけど…。やろうと思っているけどなかなか時間が取れなくて…〟それは〝思って〟なんかいない証拠。あなたは当分読まない、当分行かない、当分やらない。まだ思いが足りないから。本当に思っていたらとうにやっている。

 

仕事も同じ。社員にやって貰おうと思ったら、褒める、言い分を認める、励ます、いくらでも方法はあるのに何もしてやらないと成果は上がらない。「巧言令色、鮮なし仁」も習った。相手を気持ちよくする褒め言葉が巧みに出てくる人、物腰が柔らかく、仕草にも思いやりが感じられる。絶えず笑顔で周りに気配り。でも真剣に生きるには笑ってばかりいられない。

 

「温・良・恭・倹・譲以て之を得たり」。昨日はこの言葉を習った。その人が認められたのは、単に頭が良いからではなく、心構えが良いから。元々あったのは頭脳でも実績でもなく、五つの徳目~温・良・恭・倹・譲。「温」は温厚、「良」は善良,「恭」は恭敬、「倹」は倹約、「譲」は謙譲。こうした徳が備わってこそ、周囲の協力が得られて実績が上がる。

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