平成28年7月30日(№7065) 都知事選のラストサタデー
投稿日:2016.07.30
都知事選のラストサタデー
東京都知事選は7月14日の告示から17日目、今日が運動の最終日になる。21人の候補は何処で何を訴えるのか、興味のある1日になる。街頭演説にどれくらいの人が集まっているのか、テレビニュースなどでは全体がつかみにくい。21人の候補のうち見込みのない泡沫候補は何をしているのか、ビッグスリーと泡沫スリーはテレビ画面に出るが他はどうか。
それにしても候補の質が悪い。この人ならという人格識見に優れた人は見つからない。これでは都政もオリンピックも未来像も見えてこない。主なところは評論家の鳥越俊太郎氏、元総務大臣・岩手県知事の増田寛也氏、前衆議院議員・防衛大臣、環境大臣の小池百合子氏ほか18名である。誰が当選するのか神のみぞ知るが、世論の流れは概ね決まったようだ。
泡沫の18候補は世論的には論ずるに足らない。野党4党が推薦する鳥越候補、自民・公明・こころが推す増田候補、政党は推さないが無党派層が支えそうな小池候補、この3人のうちから東京の新しい顔が決まる。小池候補は都知事というよりも国会議員で好き勝手なことを言う方が似合う。すべてに責任を持つ立場になっても、失政を繰り返しそうだ。
増田候補はなぜ総務大臣に抜擢されたのか分からないが、風采の上がらない田舎のおじさんだ。東京の都民には馴染みそうにない。小池候補は厚化粧の大年増と、石原慎太郎さんに酷評されたが年増の美人である。知事になっても都議会にいいようにあしらわれるか分からないが、いずれはトップらしく東京を仕切ってもらいたい。今のところ小池がトップだ。
4年後の東京五輪まではレールが敷かれているが、その後どんな東京にするか新知事の手腕の見せ所。期待している。