平成28年7月4日(№7039) 中国地方にも地震

中国地方にも地震

わが家は「岩の上」という地名にあり、地震などは無縁だと思っていた。ところが先日の学会の発表では、30年以内にマグネチュード6以上の地震が50%以上の確率で発生するという。広島、とりわけわが地では無縁だなどとほざいていると、いつ夜中に襲われるかもしれない。そう考えると傲慢は怖いものだ。被害の規模は大きい。準備はいつも完全に行う。

 

2008年5月中国四川省でマグニチュード8の地震が発生し、6万9180人が死亡、37万4431人が負傷、1万7406人が行方不明になった。そして1か月後の2008年6月、岩手県でマグネチュード7,2の地震が発生した。しかし、日本では死者10人、負傷者231人、行方不明12人だった。こうした被害の差はたんに地震の規模の差ではないという。

 

イ・チョルホ韓国地震工学会長は「地震で得た経験を法規に速やかに反映し、実効的な耐震設計を適用した場合とそうでない場合の差を表した代表的な事例」と述べた。地震が発生するたびに大きな損害が生まれる中国、メキシコ、トルコも厳格な耐震設計基準を保有している。地震の危険が高い先進国は経験を生かしている。地震の少ない国より被害が少ない。

 

韓国は地震の危険度に対して安全なのか。過去100年間、大きな被害をもたらすマグネチュード6,5以上の地震は発生していない。しかし基準を2000年に拡大すれば状況は変わる。韓国地質資源研究所のイ・ヒイル研究員は「耐震設計基準を決めるとき、朝鮮王朝実録など歴史書物に出ている地震を綿密に分析する必要がある」という。(韓国中央日報・参照)

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