平成29年10月20日(№7452) 政治家の高齢

政治家の高齢

明後日は総選挙だが期日前投票が前回より急増している報道があった。高齢者の選挙への関心も著しく高いという。ところが馴染みのある高齢の候補者が相次いで引退しているのは寂しい。政党では年齢制限に対する異論が多くなったというが、当然のことと思う。年齢で元気な高齢者を無理やり引退させるのは惜しいし、覇気のない中老を蔓延られるのはよくない。

 

自民党の比例選の定年は73歳と決められているが、15年前とは高齢者の健康度も違う。不満が出てきても当然だ。これまでも組織の重鎮を担う人たちが意に反して引退させられたり、重複立候補が出来ないために落選した例も数多い。日本の政治が品格を失った理由の一つに、若手の落下傘候補が風に乗って議員になった例が多い。若手がダメとは言わないが。

 

自民党の幹部・幹事長の二階氏は78歳、更に政権を狙うと言われる麻生副総理は76歳、まだまだ色気の多い政治家は多士済々。真っ当な見識と覇気を持った高齢政治家はまだ頑張って欲しい。礼儀を知らないまま国会議員になるという若手の非礼は許されない。少なくとも国と国民の将来に責任を持つ以上、それなりの裏付けが必要なのではないだろうか。

 

いろいろ考え方はあると思うが、政治家の定年制など廃止してはどうか。ダメな高齢政治家は選挙で落とせばいい。意欲溢れる経験豊富な政治家は後押しすればいい。国民にこれらの権利は与えるべきだ。一般社会でも元気な高齢者は第一線で頑張っている。社会も高齢者の力を必要としている。「生涯現役社会」は高齢化が急速に進む日本の課題、議論が必要だ。

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