平成29年10月29日(№7461) ベイスターズの集客能力に習う

ベイスターズの集客能力に習う

日本シリーズに進出したベイスターズも、セ・リーグで優勝した広島カープもドラフトでは意中の選手の交渉権を獲得し笑顔を見せた。ジャイアンツは二度クジが外れたが、三度目に知らない投手を指名した。偶然にも民放がドキュメントを製作しており、母子の苦闘物語にすっかり感激し大成を願っている。早実の清宮選手と広陵の中村選手以外は知らない。

 

近年観客を増やしたのはカープとベイスターズだが、ベイスターズの戦略は色々な方面で紹介されている。2011年12月にTBSからDeNAが球団を譲り受けた。その年の観客動員数は110万人に留まっていたが、2016年には194万人と約76%の成長を遂げた。ホームゲームの4分の3は大入り満員である。売り上げも倍増、2年Aクラス入りを続ける。

 

市場調査をすると、「野球場は大好きな居酒屋のような空間であり、野球観戦は居酒屋談義の延長線上。球場の雰囲気が好きで、勝敗だけにこだわる訳ではない。自らもスポーツをしスマホやSNSを使いこなすなど流行にも敏感」という人物像が浮かび上がった。更さにキャラクターを細かく分析した。こまかい人物像を示し全員で分析した。よい談義が出来た。

 

細かな成功例はいろいろあるが、具体的なことは別の機会に譲る。成功のポイントは2つ。まず、全社の認識を共通化すること、アイデアの出やすい組織を作ったこと。2つ目は常に全体を見渡して、施策と戦略の整合性を取り合いながら緻密にPCDAを回し続けたこと。常に現場から目を離さないようにし、顧客の反応を肌で感じることが大切である。

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