平成29年4月29日(№7318) 雑談力を鍛える

雑談力を鍛える

入院生活をしていると個室だけに会話をするチャンスが極めて少ない。相手は医師と看病に来てくれる妻と、それに日々交代する看護師だけである。黙っていては雰囲気が良くないし、しゃべり過ぎては相手の仕事に触る。あらためて話すことの大切さを実感する。最近は社内でも沈黙の時間が多いのが気になる。お客さまとの電話はあるが、社員間ではゼロ。

 

雑談と言っても「雑」な話ではない。お客さまとの距離を短くする有力な武器である。それなりの原則はあるが、新人でも身に付けている人と、一から教育をしなければならない人もある。初対面のお客さまとは最初の10秒で印象が決まる。①挨拶は先手必勝。②髪型、襟元などを清潔に。③常に口角を上げた状態の爽やかな笑顔。④少し高めの張りのある声。

 

これは新人だけでなくベテランにも必要だ。慣れてくるとどうしても甘えが生じる。どんなに親しくなってもお客さまだから雑談をしても雑に扱ってはいけない。雑談は①本音が聞ける。②信頼関係を築ける。③情報交換できる。④コミュニケーション力がアップする。⑤共感力がアップする。その結果、ビジネスのチャンスが増える。それは人生を決める。

 

最近は通信機器の発達で言葉を出さなくても意味は通じるが、人間は文字だけでは生きていけない。キチンと言葉を交わす、心を通じることが欠かせない。メールの往来も構わないが、便利さに大切なものを失うことになる。最近は電車の中でもスマートフォンを見る人が多い。中に読書をする人があるとホッとする。喧しくでいいからともかく会話が欲しい。

 

 

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