平成29年4月5日(№7294) 入社式
投稿日:2017.04.05
入社式
4月3日のテレビニュースは中央も地方も入社式一色だった。広島地方では広島県庁、マツダなど報道され、それぞれ賑やかなイベントだった。山陰では結婚式場で入社式を行った企業が、そのユニークな取り組みを紹介していた。わが社でも今年は男女各1名、計2名の新卒を迎えて入社式が開かれた。お昼は歓迎昼食会があり、午後から研修が始まった。
好天に恵まれたが室内で行うのは勿体ない気もした。公園の桜の下などで行うと、思い出に残るかもしれない。新人男子は4年制大学の出で文系出身、建築とは無関係で町内で暮らしている。建築を勉強をしていても、役に立つという保証はない。人柄であったり、やる気であったり、仕事にたいする熱意などで将来が変わる。すぐ本体が見えてくるだろう。
新人女子は広島工大付属専門学校の出身で、実家から離れているため自炊の一人暮らしてなる。最初は大変だと思うが一人暮らしに馴れてくると、人生に役立つことを体験する。これまでの女子学生を見ると、一人暮らしは辛抱強くなり、勤続年数も長い。親の暖かい庇護のもとで甘やかされていると、いつの間にか過保護が人間をダメにする場合がある。
研修は基本の理念や行動指針と、営業・商品の学びがセットになっている。社長や先輩社員が講師を務める。私も江戸の商人の知恵袋を利用して、商売繁盛の知恵を解説する。日々の疑問点もそのとき同時に解決してやりたい。2時間の15回コースだから簡単ではない。今の若い人には向かないかもしれないが、ビジネスは基本から外れると役に立たない。