平成24年4月27日(No5608)   知り合い

知り合い

ここ3年ほどスーツ、ブレザー、ズボン、シャツ、セーター類を一枚も購入していない。唯一新しいものはネクタイだが、これは誕生日のお祝いにおねだりした。意識して倹しくしている訳ではない。欲しくないわけでもない。買わない理由は知り合いのお店がないからだ。かつては「住吉屋」に親しい店員がいた。親の代からなじみ感があり25年も付き合った。

 

親しい店員が定年退職してからは一度もお店に行かない。催し物の案内も来なくなった。知り合いの店員から案内があれば足を運ぶ。お義理でもいくらかの買い物をする。子どもたちにも勧める。私の場合、人見知りするせいもあるが、知り合いのいないお店では買わない。多くの人がそうではなかろうか。チラシでは動かない。「知り合い」は「価格」を超える。

 

社長が研修を受けた藤村コンサルタントは、「これからは『関係性』の時代」という。同じ商品を同じ価格で買う場合、知り合いのいる店で買う。見ず知らずの店では買わない。車を買うときも保険も同じ。リフォームを相談するときも、まず知り合いに声を掛ける。評判の良い会社、内容が見える会社も候補。何故?情報が多すぎて正しい判断が出来ないから。

 

よりいいものが欲しい。失敗したくない。騙されたくない。だから信頼できる情報を求める。信頼できる情報は「知り合い」に匹敵する。「クチコミ」も同じ価値がある。だから世の中の役に立つ行いや磨きぬかれた情報が有効になる。「知り合い」を作り、「有益な情報」を提供することにより、自動的にお客様は増えていく。新しい商売は人間関係で成り立つ。

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