平成29年10月16日(№7448) 決算激励会

決算激励会

例年の通りであるが、今年も「決算激励会」が開かれた。なぜ激励会というのか、それは前期の決算がすべて目標に未達だったからである。文句を言っても始まらないし、「激励」が良いと思い勝手につけた。何故未達になったのか、それが全員にどのように理解されているか分からないが、原因を突き止め改善しないと新しい期はもっと惨憺たる結果になる。

 

利益の数値は赤字すれすれだから、言い訳もできないし賞与や昇給もない。当然、表彰されるほどの優秀社員がいないのは仕方がない。不振のときは全員が責任をかぶるべきだろう。ところが役員以外は全員が「皆勤賞」の対象となった。一度も遅刻をしなかった。早退もしなかった。病気は我慢したのか休まなかった。こういう会社は全国に見当たらないだろう。

 

勤勉は何よりも会社の宝である。早朝掃除の姿を見る地域の人は称賛する。それでは何が足りなかったのか。できることなら「前向き」がいい。新しい価値を創り出すこと、何かを生み出すこと、想像するだけでワクワクするようなこと。そんな仕事に取り組むと面白い。前向きになれる。今の勤勉さに前向きが加われば、ビジネスの数値も上るのではないか。

 

仕事は面白くしなければならない。あれこれ人の批判をしても何も始まらない。人のミスは素知らぬ顔でカバーしてやって、とにかく前向きにチャレンジして仕事を楽しむこと。そうすれば数値は一気に回復する。そうすればなお楽しくなる。「心配性であれば先見の明が育つ」「苦しい仕事は誰もやりたくないものだ」。さて新しい期が楽しみになる。暗い顔はなし。

平成29年10月15日(№7447) 秋刀魚が不漁

秋刀魚が不漁

毎年ネットで秋刀魚を購入するが、残念ながら今年は不漁で旬でも最盛期でも口に入らなかった。中国や台湾が獲りすぎで日本に辿り着けなかったなどと流布されたが、それが決定的な要因ではないだろう。要は秋刀魚がいなかったのだと思う。いくつかの会社に注文をしたが、結局は美味しいときに届かず、楽しみにしていた社員たちに申し訳なかった。

 

8月末に注文して届いたのがやっと10月、お世話になっている方たちにも9月末、社員に配布したが数量が足らず全員には足りなかった。2回目に届いたときにやっと穴埋めして、カタチだけでも秋を味わって貰った。スーパーにものぞいてみたが、痩せた秋刀魚は秋刀魚ではない。背が盛り上がって厚みがないとどのように料理しても美味しくはない。

 

大きさは140グラム以上、中には150グラムを超えるのもあった。残念ながら今年はほとんどが標準以下。ワンパックが約2,8㎏以上、生で20尾入っているが、価格は4,000円から6,000円程度。一尾が200円から300円。例年に比べれば圧倒期に高値だが、いない時は仕方がない。シーズンはもう少しあるが、ほとんどの会社は販売を中止した。

 

講座の人たちにもサービスしていたが、今年は出来ないでいる。注文したものが3ケース残っているが、運が良ければ10月の終わりころ届くはずだ。高級魚ではないがシーズンには欠かせない。何とか食べて欲しいと願っているが、相手が自然では文句を言っても始まらない。カニも高くなった。これからがシーズンだが、気楽に買えるほどの馬力はない。

平成29年10月14日(№7446) 総選挙の争点

総選挙の争点

安倍首相が掲げる総選挙の二大争点、①北朝鮮対策、②消費税の使い道変更に集約される。未だ成果を見られないアベノミクスの失策については争われない。下らない「モリ・カケ論争」は厳しい批判を浴びている。立場によって評価が違うかもしれないが、アベノミクスを続けるか止めるかについてもう少し論議があっても。「働き方改革」も詰める必要がある。

 

働く者の幸せ度は消費支出の増減で分かれる。12年から14年にかけては増加したが、15年から再び減少をしている。16年は増えているが消費税を除けば減少している。こまかい数字は省くが「アベノミクスは働く人の暮らしを豊かにしていない」ということだ。主婦のパートで働く人口は増えているが、夫の給料は減じている。これでは暮らしも楽ではない。

 

金融資産を持たない世帯が増えているのはどういうことか。家計の金融行動によると12年までは20%台だったが、13年以降は30%台が増えている。資産保有についてアベノミクスの成果が働く人に及んでいない。3000万円以上の金融資産を持つ人は年々増加している。これは株価が上昇したことによるが、株式の保有者は労せずして資産を増やしている。

 

12年以降、株や投信を所有する人の資産は増えたが、そうでない人の資産は変わらない。資産を持つ世帯と持たない世帯の二極化が進行していることになる。企業の売り上げはさほど増えていないが、営業利益は大幅に増加した。働く人は多いが声が小さい。選挙のときは争点にして、働く人の声を政治に反映させるべきだと思うが如何。厳しさは更に広がる。

 

求人社員教育委員会

 

大きな体に広い心、三代目若社長の木原です。

 

 

中小企業家同友会という団体に加盟して日々お勉強をしております。

 

しかしながらいくらお勉強に励んでも昨今の求人難は厳しいものがあります。

 

所属部会の四支部求人社員教育委員会ではひしひしと感じています。

 

毎月の勉強会で今後の方向性と求人に対する工夫、取り組みなどを発表させていただきました。

 

熱心に聞いていただいたのですが人任せで文句の多い人ほど勉強会に参加されず

 

イマイチ不本意でした。

 

お伝えしたかったことは3点。

 

①他社責任にしても求人はままならないから工夫を。

 

②仮に新入社員が入っても教育しなければすぐにやめちゃう。

 

③経営者が勉強して心構えを改めないとムリムリ!

 

こんなとこでした。

 

でも発表の機会をいただき自分もしっかり行動しないとって再認識しました。

 

平成29年10月13日(№7445) 選挙が邪魔をする

選挙が邪魔をする

「中田宏とともに日本を良くする万縁の会・広島」では、年一回の割合で元横浜市長・中田宏さんをお招きして講演会を開催している。万縁の会は創立して20年になるが、個人献金で政治活動をしていただくことを目的に設立した。今も昔も変わらないが、政治家たちは企業献金や団体献金を当てにして動いていた。中田さんは個人献金を中心に活動している。

 

今年は10月21日に広島市と呉市で開催を決めていた。ところが何を考えてか安倍首相は、突然国会を解散してしまった。選挙期間中の政治活動はいろいろ厳しい条件があるのは承知しているが、今回の選挙に中田さんは立候補をしない。講演活動をして有権者から票を集めようとするわけではない。それなのに期間中の講演活動はダメだと通達してきた。

 

すでに会場を確保し案内状やチラシも出来上がり、既に配布も終えていた。講演会が出来ないとなればそのことに関心のある人たちへ伝えなければならない。全てが膨大な捨て金になる。無報酬で尽くす活動だから、諸々の費用は個人の負担になる。私の場合、年金からやりくりする。20年もこうした活動をしているのだから、ムダ金は慣れているが釈然とせず。

 

現職の政治家らは活動費を公金から支給してもらっているが、国民の税金を威張って使えるほどの活動をしているのか。今年も残りの時間が少なくなった。年内に開催できるかどうか怪しい。夕方になると選挙カーがうるさく走り回る。選挙の結果はどうなるのか。多くの時間と税金と人間を使うのだから、国民に幸せをもたらす結果を出して欲しいものだ。

平成29年10月12日(№7444) 放射線治療スタート

放射線治療スタート

肝臓がんの血管にがんが転移し、放射線で治療をすることになった。治療の計画は8月1日スタートだったが、入院直前に胆のう炎の手術が飛び込み現在に至った。胆のう炎の場合検査期間が絶飲食のため、体力を消耗して体重を落とす。治療のスタートが伸びたことを気にしても仕様がない。体重は一向に回復しないが、どういう訳なのか放射線からスタート。

 

事前の準備が簡単ではない。1週間に2度の「CT撮影」を済ませ、15日の放射線治療に入る。がんとは喧嘩せず仲良くすることにしているから、撮影が面倒でも医師の指示に従うことにしている。昨年あたりから血管が細くなり沈んでいるから、「造影剤」の注入が簡単でない。さして痛くはないものの何度も注入針を立てられると、どうしてもイライラする。

 

撮影のとき「息を吸って」「吐いて」「止めて」「楽にして」と撮影の指示に従う。これが結構大変だ。どんな写真を撮るのか分からないが、10回も繰り返すと心穏やかでない。その上家でも練習するよう指示される。手足を伸ばして静止の状態が続くから、終了して動き始めるのも簡単ではない。看護師から「80歳にしては機敏だ」と褒めてもらうが楽でない。

 

放射線の治療中、心筋梗塞と肝臓がんの定期検診が入るから時間の調整が難しい。治療も15日を終えて患部の検査をするのだから、病院とは簡単に縁が切れそうにない。いずれにしても医師の判断が全てだから、素直に指示されるよう動く事にしている。送迎はすべて妻の役割だから、益々頭が上がらなくなる。幸い治療が痛くはないし、生業が苦しくもない。

平成29年10月11日(№7443) 総選挙が公示

総選挙が公示

いよいよ総選挙が公示され本格的な選挙運動が、各地で始められた。広島にいると「希望の党」の小池百合子党首の人気は響いて来ないが、東京では日本を根本から変えるような風が吹いているらしい。広島は7区で自民党の候補が頑張っているが、ハラハラする立候補者はいない。山口県、島根県、鳥取県も変わりはないようだ。本当に自民が233人を切る?

 

それにしても民進党はあっさり消えた。党は残っているらしいが、立候補者は一人もいない。大半は「希望の党」へひれ伏し、骨のありそうな人間は無所属か「立憲民主党」から立候補。代表になった枝野さんはびっくりするほどはっきりと喋る。希望の党は曖昧な文書にハンコを押させ加盟金を徴収して党員資格を与えたが、これほどいい加減な党はない。

 

一部の人が囃すように過半数も当選するとどうなるのか。総理大臣になる党首はいない。どんな国にするのかという明確な方針もない。世界とどうお付き合いをするかというよりも「モリカケ」問題を党首討論のトップに持ってきた。それなりの事情はあるのだろうが、カタカナばかり使って国民を煙に巻くようでは恥ずかしい。そんな党や党首が勝つ筈もない。

 

小池さんは言葉づくりがうまい。「改革保守」「しがらみ脱却」「リセット」など抽象的な言葉で有権者を戸惑わせる。しかし希望の党は当選の目標値を示していないが、自公の政権連合を倒すことはできない。オリンピックに専念すればよいのに、折角の人気を失いかねない。立憲民主党と共産党、維新の会は人並みに。自公はそれほど議席が減ることはない。

平成29年10月10日(№7442) 言語的コミュニケーション

言語的コミュニケーション

言語的コミュニケーションが伝える情報は全体の7%だと言われるが、友達同士の会話ならともかくビジネスでは許されない。電話、メールなど、言語的コミュニケーションに頼る割合が多いので、それではミスの多発で仕事にはならない。まず伝える側がどうすればよく伝わるかを承知しておく必要がある。ミスが多いのは一度に多くを伝えようとするからだ。

 

自分では工夫している積りでも重要なことが伝わらなかったり、内容が盛りだくさん過ぎて相手の理解の範囲を超えていることがある。その時は「その時に一番伝えたいこと」を一つだけ話すことにする。もちろん話し方の順序も大切だから、状況や理由は相手が「伝えたいこと」を受け取った後追加すれば理解しやすい。注意事項などが先に立つと理解に苦しむ。

 

あれもこれも伝えたい思いを抑えるのは少々努力が必要だが、いくら欲張っても何も伝わらなかったら意味がない。「短くまとめる」「リズムよく」「具体的に」を意識する。「短い」ということの利点は分かりやすいこと。一番伝えたいことを一言で伝える言葉を選んでいるとポイントが絞られてくる。話は極力具体的であること、具体的な数字を心掛けること。

 

部下に指示する時は「出来るだけ早く」ではなく、「明日の何時までに」と具体的な数字を付加すると理解しやすい。指示を終えた後、相手の表情を良く観察する。「曖昧な表情」をしていると、まだ話は終わっていない。再確認することが必要である。表情をチェックする習慣を付けておくと、割合と伝わりやすい。「指示をしっかり受け止め理解した表情」を知る。

ビフォーアフター ~10月マイメッセージ~

 

パワフルなエース!金本和宏です。

 

  

皆さまいかがお過ごしでしょうか? 

 

9月24日(日)に開催した第7回東日本復興支援チャリティーイベントにご来場下さいました方、

 

協力してくださいました方へ心より感謝申し上げます。

 

11月3日(金)は夢拾い(ゴミ拾い)ウォークです。ぜひ、ご参加下さいませ! 

 

 

暑い夏が終わり、涼しくなってくるとリフォーム工事が増えてくる季節です。

 

深川地区の築70年の住まいのお客様からトイレのご相談をいただきました。

 

現状は、入口も狭く壁も多いため、暗くて危ないトイレ。

 

 

 

 

狭い理由は、トイレの入り口に洗面台があり、誰か使っていると入口をふさいでしまいトイレにいけません。

 

段差があり、手すりもバラバラについていてこれまでは危ないと感じていなかったことが

 

急に不便に感じたり、不安になったり…。

 

そこで私の出番です。

 

大切な家で長く安心して暮らしていただけるようにご提案させていただきました。

 

段差をなくして、安全に

 

開き戸から2枚引き込み戸へ

 

入口幅は20㎝以上広くなりました

 

廊下からトイレまで手すりをつなげて安心して歩行できるように

 

トイレ内に手洗い器を移して動線を

 

シンプルにして使いやすく

 

 

 

 

家に愛着のあるお施主様。

 

トイレの扉には趣のある組子があり、捨てるのはもったいないと再利用をご提案。

 

暗かった廊下の壁にランマとしてはめ込み、明かり取りとして生まれ変わりました。

 

 

 

お客様に喜んでいただきよかったです。

 

 

 

平成29年10月9日(№7441) 「孫子の兵法」⑩ 相手の警戒心を解く

「孫子の兵法」⑩ 相手の警戒心を解く

相手が警戒を解くまで、武器を振り回さない。孫子の有名な一文『はじめは処女の如く、終わりは脱兎のごとく』。相手を油断させ、相手の警戒をなくさせること。『要するに、最初は処女の如く振る舞って敵の油断を誘うことだ。そこを脱兎のごとき勢いで攻め立てれば、敵はどう振る舞ったところで防ぎきることは出来ない』。相手が警戒していれば効果は低い。

 

出来る営業マンは、お客さまの話を遮らない。まず相手の立場を知ることから始める。相手が心を開く前に、自分の武器を振り回そうとしないこと。相手を警戒させないこと、警戒していないところを攻める。新人を叱るとき、上司であるこちらに心を開かないうちは、厳しい言葉は伝わらない。相手が心を開く前に、自分の武器を振り回そうとしないことだ。

 

相手の警戒心を解くことから始める。最初は誰しも警戒している。まず相手の警戒心を解いてから伝える。伝える方法を変えてみるとか、まずは相手の警戒心を解いてみるとか。相手が心を開くと、あなたの言葉は何倍も浸透する。伝え方を変えると、効果は更に数倍になる。孫子は「話をとことん聞く」「間接的に褒める」という手法を適切に使って攻略した。

 

あなたではない別の人から、あなたが褒めた言葉が伝わるようにする。間接的なほど、相手の心に響きやすい。これはリデルハートと孫子の「間接的アプローチ」に共通する。言葉が伝わらない場合も、謝罪や感謝の気持ちを伝えるとき、違う方法を選んでみる。「また同じか」と警戒されている方法では、あなたの誠意は伝わらない。伝え方で成果は異なる。

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