春近し

 

卓球を愛して35年。江原 文男です。

 

だいぶ暖かくなり、桜の開花宣言が各地で行われています。

 

広島では今週27日に開花発表でしたね。

 

お花見名所では屋台が出て準備が始まっています。

 

 

 

わが社の花見は8日(土)、ちょうど満開のころでしょうか。

 

 社屋前の花壇ではチューリップが蕾をつけています。

 

 

 

昨日より10cmも伸びています。

 

 川土手にはつくしが伸びはじめています。

 

 明日から4月。本格的な春が始まります。

 

平成29年3月31日(№7289) 認知症社会への取り組み

認知症社会への取り組み

先日NHKで放送していたが、そのタイトルは「日本社会が直面する認知症『1300万人』時代。2025年には認知症と予備軍の合計が1300万人、9人に1人という勘定になり、65歳以上の高齢者では3人に1人となる。数字上のことではあるが8年後には現実となる。認知症を完治させることは難しいが、予備軍の時間を長くすることは不可能ではない。

 

65歳以上の高齢者を集めて運動と脳のトレーニングを定期的に開いている市がある。74歳の女性が「4年前に比べて注意力や処理能力などの認知機能が回復」したという。予備軍の治療は早ければ早いほど良いと言われるが、問題なのは予備軍と認めたがらない人が多いこと。早ければ早いほど効果が上がるのに、本人が認めなければ打つ手は少なくなる。

 

企業は商品やサービスのあり方についても、「認知症社会」を前提にした取り組みが求められる。2025年に後期高齢者に入る団塊の世代は経済力も強く消費欲も旺盛で、企業にとっては重要な顧客層になる。企業の取り組みとしてはわが社の高齢者対象の学習塾が「認知症社会」への移行に大きく抵抗している。現実の成果として高齢化への移行をストップする。

 

年齢は最高93歳、若い人でももうすぐ「古希」になる。それぞれ病気は持っているだろうが、歩いて塾に通う、多くの人と会話する、娯楽ではなく学習が中心だ。「鬱」から解放された人もいる。スポーツを始めたり、ボランティアに参加したり、一日を充実させている。1ヵ月に10講座、1年間で延べ1千人を超える高齢者が参加している。もうすぐ10年。

平成29年3月30日(№7288) やる気社員を育てる

やる気社員を育てる

もうすぐ4月、4月になれば新しい社員が入ってくる。戦力かどうかはともかく、人がいるだけは期待が持てる。しかし、どうやって若い人を育てればよいのか、問われると決定的な回答は出せない。人手不足の世の中ではあるが、本年は2名の社員が入ってくる。昨日も駆け込みの入社希望があったが残念ながら断りの電話が入った。先ずは素材を見分けること。

 

秋元征紘氏著「自分をマネジメントする方法」のまえがきに、分かりやすい表現で社員の分類が記されていた。先ずは社員の特徴を見分けること。特徴に合った育て方をすること。①やる気社員(常に曇りなく光り輝く会社の財産)、②あきらめ社員(放っておくと曇りが出る)、③しらけ社員(錆びると毒性を有する)、④ダメ社員(希少性はないが、鍛えれば鋼になる)。

 

①のやる気社員は次のような特性を持つ。1会社の方針を理解し、積極期に貢献する姿勢を有する、2コミットメントと帰属意識が高い、3取り組む仕事に意味を見い出している、4会社の目標・戦略を自己の課題に置き換えることが出来る。「放っておくと曇りが出る」ランク2の「あきらめ社員」は捨てたものではない。育て方によればトップ社員にもなる。

 

何よりも、1良い仕事をしたいという意欲はある、2帰属意識が高く会社への愛着もある、3会社の目標・戦略への理解が足りない、4仕事の優先順位が立てられない、5仕事に必要な知識やスキル・技術が不足している。3~5位の項目で必要なのが教育である。この取り組みをスムースに運べれば、簡単にリタイアなどしなくなる。二人とも見事に育てたい。

平成29年3月29日(№7287) 困難を笑い飛ばす

困難を笑い飛ばす

畏友の吉見典生さんは偉大な人である。今年73歳になられるが、昨年から世界一周の旅を計画。今年はヨーロッパを回られる。それも家の玄関から飛行機は使わず、船、バス、電車、または徒歩で進む。並みの人では企画できないが80歳までに世界を一周される。本職は税理士であるが、はるかに別の世界を飛んでいる。また笑いヨガの講師で教室もある。

 

笑いヨガで癌が治ると信じ、ご自身も睾丸がんで苦しみながら、抗がん剤を使わず手術をせず完治させた。長い間文通をしているが、私のがんを心配し「笑いヨガDVD」など届けられる。正直なところ笑ってがんが治るとは思えないが、健康には大きな作用を果している。私は隠居のようなもので会社には個室を与えられており、自由に時間を使っている。

 

気楽でいいが話す相手もおらず気楽な反面、何かで笑うことは何もない。だんだんに顔面が固くなり柔らかい表情が難しくなる。専務が昼ごはんの世話をしてくれるが、「笑え! 笑え!」と勧める。しかし無理して笑うのは難しい。禅語では「一笑千山青し」と言うが、困難に遭遇してもくよくよ悩まず「あっはっはっ」と笑い飛ばせる器量が必要だという。

 

リーダーたるもの「大所高所から物事を見て、今どちらに進むか判断すること。時間軸を拡げながら現状を俯瞰し、右か左かまっすぐか、大まかな方向性を決める」。すでに終わったことを「こうすればよかった」と悔やんで自分を苦しめる人たち。そういうときは無理をしても「あっはっはっ」と笑い、困難を吹き飛ばしたいものだ。困難を笑い飛ばす強さを持つ。

 

平成29年3月28日(№7286) 新人を追い込まない

新人を追い込まない

週末は4月に入り新人が入社してくる。四大卒の男子一名と専門学校卒の女子1名、計2名である。これまで毎年のように新卒を採用しながら、長く続かず或る日突然いなくなる。採用活動には安くない費用と少なくない時間が掛かる。来季の求人活動も続けているが、ますます人手不足になりなかなか具体的な話にならない。採用の進め方にも問題があろう。

 

新人にはインストラクターを付けると、日々の仕事が落ち着くと教わった。日常業務における指導者には、新人より少し経験のある方がふさわしいという。ベテランの幹部になるとこのくらいのことは分かっているだろうと省略しがちだ。立場や経験が近いほど新人は安心するらしい。これは決して甘やかすということではない。分かりやすく伝えるということ。

 

ベテランの人たちはともかく会社を維持する仕事に専念すること。若いもの同士では失敗もあるだろうが、お客さまの損失にならないように広い目で見ることが大切。実際に新人社員というものはかったるいもの。そんなもんだと忖度して扱えば新人も縮こまったり、極度の緊張はしないものである。失敗の原因を作るのは、往々、ベテラン社員であることが多い。

 

4月1日は土曜日であるが入社式があり、社内のしきたりや決まりごとなど伝える。新しい週に入ると会社の仕事や新人の諸々を学ぶ。何事も初めてのことだから迷いは多いと思うが、就職は一つの縁だと思い観念することも大切だ。私も新人教育は長年携わってきたが、続くか続かないかは教育よりも周りの先輩たちの心得に尽きるだろう。謙虚でありたい。

平成29年3月27日(№7285) 大相撲の主役

大相撲の主役

毎月最終の日曜日には恒例の「誕生日カード」を書かせていただく習慣になっている。4月分の枚数は50通、その上4月の最終日曜日は入院する予定。そのため5月分も用意してもらった。正午には会社を出て自宅に戻った。テレビ番組を見ながらの仕事は心に咎めるが、本日の大相撲は稀勢の里の奇跡の出場が待っている。まさか逆転優勝とは思わなかった。

 

筆と墨とカードを用意してテレビの前に座る。決戦相手の大関照富士は14日目に大関復活を賭ける琴奨菊戦の立ち合いに逃げて1敗を維持した。まことに卑怯な相撲であり、観客からうなりのブーイングが飛んだ。稀勢の里は13日目の日馬富士との一戦で左肩辺りを負傷し、大方の予想では休場止むなしの雰囲気だった。解説者も言葉を変えて休場を勧めた。

 

14日目は鶴竜との一戦だったが、なす術もなく土俵を割った。その姿を見て千秋楽の出場は無謀だという意見も多かったが、稀勢の里は平然と土俵入りを終え、本番に臨んだ。悲観的な予想だったが、勝負のあやなのか決定戦に持ち込んだ。決定戦における稀勢の里の表情は、すべての苦悩を乗り越えて達観したような穏やかな表情だった。勝った。優勝した。

 

観衆は両手を上げて喜んだ。国歌斉唱では途中で涙が溢れて一時歌えなくなった。稀勢の里は「あきらめないでよかった。自分の力以上のものが最後に出せた」と謙虚に語った。最高位に立つ横綱の責任としてファンの期待に応えた。この一番で大相撲は日本人の手に戻った。モンゴルの3横綱は責任が果たせなくなった。生きのいい若手も次々育っている。万歳!

3月は完成見学会が3件あり大忙しです!

 

はじける笑顔の山野幸恵です。

 

 

今回は、リノベーション工事をさせていただいた1件のレポートです。

 

子供の成長と共に生活スタイルの変化に合わせた工事で、対面キッチンから壁付キッチンに。

 

収納空間を充実させることが一番の課題。

 

 

作り付け家具の配置やクローゼット、埋め込み収納などお部屋の広さを

 

最大限活かして工夫しました。

 

温かい肌触りのフローリングはお施主様のこだわりの逸品。

 

 

 

 

 

トイレは腰板をはめて雰囲気を一新。タンクレストイレになりおそうじもしやすくなりました。

 

 

浴室や洗面は木目のパネルで統一。広くて段差のない仕上がりになり、使いやすく変身です!

 

 

 

見学会に来場いただいたお客様にも「ちょっとした工夫で使いやすくなるんですね」

 

と大変好評いただきました。

 

平成29年3月26日(№7284) 孫子の兵法② 「敵」を知る

孫子の兵法② 「敵」を知る

現代の敵とはあなたが新しく始めること。現代の私たちは戦争をする訳ではない。しかし「敵」は私たちの日常に必ず存在している。新たに取り組み始めるのはすべて敵である。受験勉強も就職活動も子育ても、新しく始めることを成功させることが、即ち敵に勝つことになる。戦いは敵を知ることから始まる。商売も新しいお客様は敵とし考える方が正しい。

 

孫子は「敵を知り、己を知るならば、絶対に敗れる気遣いはない。己を知って敵を知らなければ、勝敗の確率は五分五分である。敵も知らず己も知らなければ、必ず敗れる」と言う。新しく取り組む敵の全ての情報を集めているか。もしくは集めようと努力をしているか。自分を知るのは難しいかもしれないが、敵を知ることは決して難しくない。それを怠るまい。

 

「不敗の態勢を作れるかどうかは自軍の態勢いかんによるが、勝機を見い出せるかどうかは敵の態勢いかんに掛かっている。したがってどんな戦上手でも、不敗の態勢を固めることは出来るが、必勝の条件までは作り出せない」(孫子)。人は運命を操れない。しかし、大きな勝負は運命で決まることが多い。では運命を操れない人間が手出来ることとは何か。

 

成功体験は自慢話になりやすいが、失敗体験には成功の要素がふんだんに詰っている。失敗談を集めることは重要、他人のやった失敗は避けることが出来る。先輩営業マンに話を聞くとしたら、先ず失敗談。これまで起きた様々なクレームには「学び」が山ほど隠されている。他人の失敗に学ぶことこそ成功の近道になる。「戦いは『敵』を知ることから始まる」。

平成29年3月25日(№7283) 病院に世話を掛ける

病院に世話を掛ける

先週から今週にかけて4度も病院に世話を掛けた。その原因は採血の結果、腫瘍マーカーが一気に3倍に跳ね上がったことにある。主治医はがんの拡張を予測して「MRI」の検査を予約した。その結果、肝臓には拡張がなく他に転移しているのではないかと疑問を持った。全身のチェックをするために急遽「PET」検査の運びに。他臓器への転移はなかった。

 

今週の午前は「心筋梗塞」の定期検診で型通りの診察で異状なしの診断にほっとした。午後3時からは「PET」の画像診断である。主治医は担当日ではなかったが、こちらの都合に合わせてくれた。主治医は肝臓がんの専門医であり、広島大学付属病院から派遣されていたが3月末期限で大学へ復帰される。ややこしいがんになっていたら大学で治療を受ける。

 

画像の分析結果からは他臓器への転移はなかった。ホッとすると同時に血液の数値がなぜ急上昇したのか、そのことに一抹の疑念は残るが、ともかく肝臓内にがんが留まっていることに安心した。治療方法はカテーテルによる抗がん治療だ。これまで4度行い今度の入院は5回目になる。治療方法については慣れているとは言っても気分の良いものではない。

 

主治医は転勤されるが新しい先生に引き継いでくださる。がんを発見してから1年を超えるが、親身になって治療に意欲を燃やしていただいた。入院は4月24日から2週間の予定である。日々に苦痛はないが、なんとかがんには消えてもらいたい。ゴールデンウィークはベッドで過ごすことになり、退屈な日々となる。穏やかな日に贅沢を言っては罰が当たる。

平成29年3月24日(№7282) 黄金の利益

黄金の利益

会社は何のためにあるのかと問われて正しく答えられる人は多くないのではないか。「利益」を上げる事と答える人が多いだろうが、間違いでないとしても思い違いするケースが多い。ドラッカーは「営利を目的とする組織」と考える人は見当を外していると言える。会社の目的は理念や使命の実現であり、利益とは会社のビジネスが妥当かを測る成績表の一つだ。

 

利益は会社の行っている事業、事業のやり方(経営)が正しければ、キチンと出て来るし間違っていれば出ない。つまり利益とは、事業、経営のよしあしの結果であって、利益を上げるために会社を経営するとは考えないことだ。利益に対する勘違いが最も多く、悪影響も大きいのが、利益を会社の目的(会社は何のためにあるのか、会社使命)と考えてしまうことだ。

 

利益を目的と考えていると、やがて利益至上主義、それも短期利益至上主義に陥る。東芝が苦境に陥ったのは正しいプロセスの結果であるべき利益を目的としてしまった経営陣の思想・価値観の貧困にある。利益を目的と勘違いし、利益至上主義に陥れば、そこが邪道の入り口、倒産への一本道だと心ある経営者は悟っている。利益には三つの顔がある。

 

利益には「目標」、「手段」、「結果」の異なった顔が三位一体となっている。「利益目標」という数値があるが、重要な目標であっても目的ではない。利益は「どれだけ」「何のために」が大切である。「どれだけ」を追って「何のために」を忘れてはならない。最後に来るのが利益の「結果」である。正しいプロセスを経た結果が、手元に残った黄金の利益である。

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