平成29年3月23日(№7281) 反省の習慣

反省の習慣

少し暖かくなってきたから早朝のウォークを再開した。これまで寒いときもやっていたのだが、ある医師の「寒いときは逆効果だ」と述べられていたのに納得して中断した。生活にはまっていたから勿体ない思いがするが、これから生活習慣に組み入れたい。それにしても再開初日は4000歩もウォークし無理強いをしたように思う。それでも元気に帰宅した。

 

何事も同じであるが生活の習慣に組み入れれば、少しの努力で簡単にできるようになる。商談や会議の後、直後の反省会は役に立つ。そのときやらなければ反省会など永久に出来ない。ひとたび、こうした習慣を身に付けるならば、時間的にも精神的にも、決して大きな負担にならないことはすぐ分かるだろう。それが極めて有効な技法であることも気が付く。

 

商談の帰り道で「直後の反省」を、チームなら「直後の反省会」を行えば、言葉以外のメッセージがかなり明瞭に見えるようになる。そうすれば自然に「深層対話の技法」が身に付き、「深層対話力」が高まっていく。その結果として確実に「商談力」や「営業力」が高まっていく。反省が出来ないとしたら、商談のシーンを思い出させるような質問をすればよい。

 

「会議」直後の反省会はどうするか。会議室を出て自室に帰る途中の「数分間」は活用出来よう。会議室に残って問題点を振り返るのも悪くない。机に戻って二人で話し合うこともできる。ここでの問題点は「後で」ではなく「直後」に行うことだ。これらは何れも「生活習慣」の範疇に入ることなので、その気になれば簡単に整うし、容易に崩れもする。

平成29年3月22日(№7280) 社会貢献の本質

社会貢献の本質

どんな企業でも社会に必要とされてこそ成り立つ。№7277でも述べたが社会の発展に寄与することが、最大のテーマである。だからこそ正しい企業はその社会から求められている。いうまでもないが正しい産業にしている企業は、高品質の商品・サービスを安定的に供給し、雇用を創造することで社会に貢献しているともいえる。その意味でわが社はどうか。

 

屁理屈とも言われそうだが、「会社はもうからなければ生きていけない。社会に貢献しなければ生きる資格はない」ともいえる。日本に税金を納めていない企業が7割あるというが、そういう企業は国に対する義務や責任を果たしていない。社会貢献は本業を通じて行う。これが企業の社会貢献の本質である。本業以外の寄付や慈善事業も立派な社会貢献である。

 

しかし本業を疎かにして会社を危うい状況に追い込むことは、本末転倒でありしかも長続きしないことは銘記すべきだろう。本業による顧客満足の追及は、社会貢献に通じる本道である。12年続いた「親子農業体験塾」は正しい社会貢献であったろうか。自分なりに信念を持っていたが、会社の繁栄や誇りに繋がったろうか、多くの人に感謝されただろうか。

 

掃除活動は20年を超えて続いている。掃除そのものは直接利益を生まないが、地域には歓迎されている。消費者は社会貢献に熱心な会社の商品は5%くらいまでは高い価格(プレミアムプライス)を支払う気持ちがあるという。会社や商品群はブランド価値があり、安売りの波に飲まれることはない。このことは真実というが果たしてそうか。今一度考えたいもの。

 

第17回卒業記念トイレ磨き

 

木原愛一郎です! 

 

 

 

 

本日は第17回卒業記念トイレ磨きで落合小学校を訪問しました。

 

 

 

第17回ということは17年間続いていることになります。

 

まもなく卒業していく6年生63名と、6年間お世話になった便器をピカピカにして

 

気持ちよく卒業していこうとの企画です。

 

私のチーム・第二班は男子7名、女子6名の13名でした。

 

 

 

滅多にない機会なので女子6名で男子の小便器を、

 

男子7名で女子トイレと手洗い所を磨いてもらいました。

 

基本は上履きとゴム手袋着用なのですが、積極的な子供たちは殆どが素手・素足でトイレ磨きに

 

一生懸命に時間ギリギリまで取り組んでくれました。

 

 

今日のこの体験を少しでも心にとどめ、まもなく始まる新しい中学校生活にも、

 

前向きに生き生きと取り組んでほしいと心から願うばかりです。

 

 

 

 

平成29年3月21日(№7279) 国会は解散すべき

国会は解散すべき

連休で政治面は静かであり首相は欧州四カ国の旅に出た。くだらない国会は依然として続いている。今の話題は森友学園問題と自衛隊の南スーダン問題、国家の存命に関わるテーマではないだけに無視してよいとは思わないが引っかかる。野党は鬼の首を取ったように安倍内閣の足を引っ張っているが、もっと大切な問題はたくさんある。国会の使命は何か。

 

法的にさして問題もない小さなテーマをスキャンダルに仕上げて一ヶ月も費やす。国会を一日開くだけでどれだけの税金が消えていくのか。日本は平和な国なのか、それとも世界の動きに目を瞑っているのか。G20はトランプの保護主義堅持でもめている。南スーダンの内紛は容易ではない。自衛隊の安全も損なわれる。北朝鮮は無謀な挑戦を続けている。

 

中国の国際法を無視した無秩序な海洋進出と、軍事的な領域拡張路線も、わが国の平和と安全を及ぼしている。国会も役立たずたちを追放しない限り、愚かな国会を繰り返して混乱する。国会は何をすべきところなのか、衆院を解散し国民に信を問うてみることがベストの方法ではないか。月末には予算も通過する。その機会に国会を解散すればベストになる。

 

自民党が議席を減らして憲法改正が出来なくなると心配する向きもあるが、今の民進党の顔ぶれでは国の行方など議論はできない。憲法論議に真剣な耳を傾ける野党の構成も夢ではない。都議選は7月だからその前に衆院選を行う。都議選大事の公明党はどう考えるか分からないが、ともかく現状の下らない国会にポイントを打つ! その為にはくどいが解散。

 

平成29年3月20日(№7278) 春分の日

春分の日

「春分の日」はご先祖のお礼参りの日と決めている。今年もご縁のある方たちのお墓参りをする。暑さ寒さも彼岸までというからぼつぼつ春の気配が立ち上ると期待している。今年は呉市内の海軍墓地にある父の慰霊碑からスタートする。続いて妻の兄の見舞いに立ち寄る。先日肺がんの手術をしたばかり。ひどく落ち込んでいるらしいから励ましに立ち寄る。

 

続いて妻の実家のお墓にご挨拶。父母がいないので少し縁が遠くなったが、お墓参りは欠かせない。それが終わると故郷のわが祖先をお参りする。道路が少し痛んできたので墓地を移したいと考えている。元「竹の子学園」の敷地が整地してあるので、その場所はどうかと妻と話し合っている。広さは約百坪あり、日当たりも見晴らしも良い。前側は遊歩道だ。

 

そこへ次弟から墓地を欲しいと申し入れがあった。うれしいことなので無償で提供する。友人の石材店と相談して構想を纏めたい。費用は安くないだろうが、倉庫用地が市の道路を拡張するため買収された。その一部を当てればさして負担にならない。お盆までは無理だろうが今年中に移転を終えたい。先祖の土地を離れるのは寂しいが、高齢者だけに許されたい。

 

もう一日欲しいが日を改めてお参りする。末弟の墓、友人の墓、叔父叔母たち母の一族の墓、娘の嫁ぎ先の墓、ここまではキチンとお参りしたい。最近は先祖のお守をする人が少なくなった。近隣の墓地でもたくさんの区画が空いている。祖父母の墓、父母の墓は自分で建立し、自分の墓まで世話するとは矛盾を感じるが、今はそういう時代になったと承知する。

平成29年3月19日(№7277) 生き残る経営の品質

生き残る経営の品質

超一流の東芝が危機に瀕している。決算の発表を再三にわたって延期し、今もって発表の日取りも決まらない。生き残る会社になるかどうかは、経営の品質による。①「経営者品質」、②「社員品質」、③「商品・サービス品質」、④「顧客・社会満足品質」、⑤「業績品質」、⑥「株主満足度品質」。この六つの要素がステップを踏んで循環する。起点は「経営者品質」。

 

「経営者品質」は六つの品質の起点であり、原点である。会社が倒産する原因の80%以上は経営者にある。会社は経営者の器以上にはならないし、会社の結果は経営者で決まってしまう。会社が腐るのは経営者という頭が腐っているからだ。ロシアの諺に「魚は頭から腐る」という。新入社員や社員がダメだから、会社が腐る、倒れるということはあり得ない。

 

経営者は風で、社員は草という喩えもある。草は風の吹く方向になびく。風が吹き続けていないと、草は勝手に伸びようとする。風はたまに吹くのではなく吹き続けることが肝心なのだ。風の吹き方にも格がある。王道経営者は正しい風を吹かし続ける。会社の中をよい風が吹き抜けると、そこには良い社風が生まれる。その結果、そこには企業文化が生まれる。

 

人間にも人徳があるのと同様に、会社にも社徳があり社格がある。組織の大小に関わらず、すべからくトップの影響力は大きい。多くの企業の不祥事は現場で起こる。東芝や三菱自動車のようにトップが率先して不祥事隠しに動くこともあるが、多くの場合不祥事は現場で起き原因は社長にある。先日、創業52年の表彰状をもらった。60年表彰は迎えたいもの。

平成29年3月18日(№7276) 高齢者の受難時代

高齢者の受難時代

もともと高齢者は一括りの弱者として扱われ、社会のお荷物にはならなかった。その分だけ優遇されて来た経過がある。ところが少子高齢化の波に飲まれ、高齢者の人口増、若年層の雇用悪化など、社会構造が大きく変化してきた。これまでのように年齢で区切る社会保障の負担では制度が持ちこたえられなくなっている。病院へ行けば顕著だが高齢者の多い事。

 

これまで社会は無理して高齢者を優遇してきた。反発する声もあるだろうが事実である。高齢者の介護サービスの自己負担割合が8月からアップされる。病気や怪我と違い介護サービスは終わりがない。お金があるなしに関わらず、認知症など介護サービスをたくさん必要とする人は増える。高額所得者の自己負担は現行の最高額2割よりもっと負担すべきだ。

 

一昔前までは「介護の家族化」は当たり前だったが、只今の社会システムからして時代の逆行は許されない。介護の負担を家族に押し付けず、社会全体で負担することを目的に作られたのが介護保険だ。しかし、国の社会保障費や介護職員の人材不足が問題となっている今、国のシステムばかりに頼っていては崩壊する。老後を自分らしく生きるにはどうすれば。

 

とかく人間関係が希薄になりがちな昨今だが、子供も親戚も頼りにならない現在、老後を自分らしく生きる社会の実現は、普段から依存し合える人間関係をどう構築するかに掛かっている。私と妻は共に傘寿の二人暮らしである。幸いに病気はたくさん持っているが他人にそれ程迷惑は掛けていない。いざという時、力を貸してくれる人間関係の確立は必須である。

 

平成29年3月17日(№7275) 虚偽答弁と物忘れ

虚偽答弁と物忘れ

稲田朋美防衛大臣が「森友問題」で集中砲火を浴びて苦笑いしている。国会がそれほど神聖で厳しい場だとは思っていないが、意識した「虚偽答弁」と単なる「物忘れ」「記憶違い」を混同して民進党は居丈高になっている。「記憶違いで申し訳ありません」と前言を撤回し、頭を下げて誤ったのに「仕事の能力がない、辞任せよ」と迫るのは一般社会では通じない。

 

国会の予算委員会で「森友問題」でごたごたするのは、時間の無駄遣いではないか。既に予算は衆院で可決しており、参院がどうあろうとも時間が来れば成立する。だから野党らは時間の無駄遣いをしているのか。審議すべき内容はたくさんあるのではないか。稲田大臣が軽はずみな答弁をしたことは否めないが、鬼の首を取ったような野党の罵詈雑言はどうか。

 

毎日新聞の世論調査によると安倍晋三内閣の支持率は、50%と5%ダウンの罰を受けたが、鬼の首を取ったような民進党の支持率も2%ダウンの6%しかない。これでは二大政党の一方としては恥ずかしいだろうし、民進党の国会神聖議論を国民も支持していない。安倍内閣の足引っ張りが成功しても国民の評価は高まらず、嫌悪感がさらに増しているのでは。

 

「森友問題」が浮上したおかげで財務省のいい加減さ、大阪府知事や私学審議会の無責任さがよく分かった。話題になったのは「森友」だけであるが、一つずつチェックするとどれだけ多くの問題が浮かび上がるか。石原さんも文芸春秋で偉そうに言っているが、まさに「虚偽答弁」と「物忘れ」ではないか。3月20日の「100条委員会」が楽しみである。

平成29年3月16日(№7274) 命を奪うガン

命を奪うガン

昨3月15日、前々日の「MRI」に続いて「PET-CT」の撮影をした。原因はガンマーカーが異常に上昇しているのに「MRI」の結果、肝臓がんが成長していなかったためである。成長を見越して治療のため入院も予定しており、その日程で後処理をしていた。もしかしたら肝臓以外に拡散しているのではないかと危惧をされ、さらに詳細な撮影が求められた。

 

結果は来週の診断を待たねばならないが、ここから先は神の領分であり人知では致し方がない。診断の結果、もしかして拡散していたら主治医の転勤(3/31)により、広島大学病院で治療を受ける。遠いから好まないが主治医がいなくなると困るので従う予定である。それにしてもがんはしぶとい。まさに人知では計れない遠い存在である。1週間は耐える日なり。

 

大好きな渡瀬恒彦さんが胆のうがんで亡くなった。まだ72歳と若いが、がんは年齢を問わない。2か月前は松方弘樹さんが74歳で亡くなった。松方さんのDVDはたくさんあるので追悼できたが、渡瀬さんのファンになったのはテレビドラマ以来だから保存をしていない。やがて追悼放送があるだろうから、テレビ番組を見ながらゆっくり別れを惜しみたい。

 

シリアスというよりとぼけた感じの雰囲気が良かった。どこかホッとさせられた。がんは「仲良くする」「天に任せる」というが、その心境に達するには時間が掛かる。4月から放送の「警視庁捜査1課9係」に出演が決まっており楽しみにしていたが、一コマも撮れず残念で仕方がない。長生きを熱望してはいないが、せめて「天に任せる」境地には達したい。

平成29年3月15日(№7273) 東日本の復興支援実らず

東日本の復興支援実らず

関西大地震は5年で完全復活したが、東北大震災は復興がままならず見通しが立たない。震災時に民主党政権が不味かったという説もあるが、果たしてどうだろうか。当時の首相であった菅直人氏はまるで事情が呑み込めず、右往左往し復興の邪魔をした。次の野田首相も福島原発の災害は除去したと宣言したが、まるで嘘の塊だった。安倍首相が頑張っても?

 

「中小企業基盤整備機構」が建設し、各自治体を通して被災した商店主に無償で店舗を提供してきた仮設商店街は、岩手、宮城、福島などの被災地で70か所。しかし2017年2月末時点で閉鎖されたのは18か所で、残りの仮説店舗も3月末から2年以内に退去・撤去の予定になっている。しかし、テナント料や集客の関係で新しい商業施設への移転は進まない。

 

福島県いわき市久ノ浜の「浜風商店街」は地元小学校の一部を間借りしているが、期限は3月いっぱいまで。この4月にかさ上げした沿岸に新しい商業施設「浜風きらら」が新設オープンする予定だが、「浜風商店街」から移設する店は一軒もない。商店主たちは口々に条件が合わないという。復興住宅も建設中、町に繋がる橋も建設中。新しい人の流れはない。

 

3月11日で被災6周年、各地で色んなイベントが開かれるが、多くの関心が集まるのはそのときだけ。私たちは6年も東日本復興支援のイベントを行い、ささやかな義捐金を届けているが役に立っているのかどうか。今年も9月に7回目のイベントを行う。せめて1日だけでも、東日本の被災に心を寄せて欲しいからだ。人の心は薄くなるが、今年も開催する。

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