平成29年3月6日(№7264) 「傘寿参拝」を叶える

「傘寿参拝」を叶える

3月1日が「傘寿の日」でかねて信心の太鼓谷神社に参拝の予定だったが、前日の兵庫県の通夜に疲れ果て先延ばしにしていた。ようやく3月5日妻と連れ立って参拝した。こうした儀式的参拝は「数え年」で行うが、妻と1歳違いのため満年齢と数え年のセットで祝詞を挙げて貰っている。この日は到着したのが午後2時、予定より大幅に遅れてしまった。

 

祭司の受付に行き朱鳥居の奉納を申し出る。これまでセット3万円であったが5万円に変更になっていた。神様のお告げであるから文句を言わずに奉納。さらに健康長寿の祝詞を挙げていただくようお願いした。応接室でお抹茶をいただき、しばし待つ。いつもは合同であるが幸運にも他に祈祷者はなく、一組で有り難くお受けした。椅子に座らず拝礼をした。

 

お祓い、祝詞、巫女の舞いと進んだが、足の調子が悪く難儀した。もしかしたらその分だけ神様が治してくださるかもしれない。私は御神籤を引かないが妻は「大安」だと大喜びをしていた。帰りは路を迷い20㎞も遠回りした。社員からもお祝いをいただいていたので、一人一人に「源氏巻き」のお土産を購入した。残念ながら多くの土産店が閉店していた。

 

次の年齢儀式は88歳の米寿であるが、8年先では心もとない。神主さんは「神の加護があるから大丈夫」と簡単に請け合ってくれたが、先ずは信じて8年後のお参りを期待したい。担当の宮司とは昭和12年生まれの同い年だが、髪の黒さや多さ、顔の色つやなど遥かに勝っている。自信を持って病気と仲良くしながら生きていきたい。心掛け次第と諭された。

平成29年3月5日(№7263) 「孫子の兵法」を人生に活かす

「孫子の兵法」を人生に活かす

一日に一度くらいの割合でセブンイレブンの本棚を覗くが、時には思い掛けない本が発見できて嬉しい。見出しには「人生に勝利したい全ての人に」とある。世界最高峰の兵法書「孫子の兵法を人生に活かす、とある。中国の古書は難解なものが多いが、この本は「時間のない多忙なビジネス・パーソンのため「すぐ読んで分かる」「読んでそのまま使える」とある。

 

ますます厳しい時代となった日本社会。ごく普通のやり方では成功や豊かさを手に入れるのは難しいのではないか。努力するにしても、どうやったらよいのかさえ分からない時代になった。「孫子」は勝つことを目標に書かれた書籍だから、読む人の目標はいつの時代も同じ。新たな勝利をつかむために古代の天才戦略家の書いた重要な英知が本書に溢れている。

 

これから週に一度程度の割合で「デイリーメッセージ」に私なりの解説を掲載したい。彼の英知を道具として使うならば、いま何が出来るか。いま私たちの人生には様々な場面で勝負が存在している。受験勉強、就職活動、ビジネス、人生、恋愛、結婚、子育てなど。戦争の冷徹な原理を極めた「孫子」のエッセンスは、人生の大切な場面で多くの示唆を与える。

 

戦争という極限状態では、敗北は国家の滅亡、一家の離散、あらゆる悲劇を意味する。リーダーである人物が、会社や組織、チームの中でどのような活躍をすべきか。日本、海外を問わず経営者や管理職に「孫子」の愛読者が多いのは、単なる兵法ではなく、人間という存在への鋭い洞察が含まれているからだ。深く知るほど人間社会では、多くの幸せと富が…。

平成29年3月4日(№7262) 高齢ドライバー&認知症

高齢ドライバー&認知症

昨年の10月、集団登校していた児童の列に軽トラックが突っ込み、小学生ら7人が死傷した事故で、自動車運転処罰法で逮捕された88歳の男性について横浜地検は処分保留のまま釈放した。報道によると男性には認知症の疑いがあるが、これまで運転を止めるよう家族に注意されたこともなく、認知症の通院歴もなかった。不起訴処分を視野に捜査を行う。

 

事故が不起訴になる可能性が高まり、事故を起こした運転者に責任が問えないのはおかしいという異論が有る。近代刑法の大原則「責任なければ刑罰なし」は、亡くなった小学生や家族に申し訳ない。「たとえ刑法に触れる行為をしても、精神障害などの事由により『ものごとの是非善悪を判断する能力』が全くない場合は、『心神喪失者』として処罰されない。

 

責任の問えないような人間に、免許証を与えることの是非は取り締まれないのか。重大事故を起こしても刑事罰を受けないことに違和感を覚えるが、「年齢だけを指標に運転者を一律に取り扱うことは出来ない」という。日本の法律は「責任主義」が前提だから責任能力に問題がある人を、通常人と同様に処罰できない。高齢者による交通事故が問題だが解決法は?

 

少子高齢化・老々介護などの事情から、高齢者がハンドルを握る必要は益々増えてくる。過疎地での交通手段の確保も深刻な問題だ。今後、年を追うごとに「認知症ドライバー」による重大事故の発生が増加の傾向にある。「心神喪失」による不起訴も増える。社会全体が抱えるリスクやダメージをどうするか。「従来型対策」にはすぐに限界が訪れるのではないか。

平成29年3月3日(№7261) 5S活動の巡回

5S活動の巡回

平成2年にふとした思いつきで掃除を始めて27年になるが、よく続いたと感心している。常に先頭に立って掃除をしてきたが、昨年は大病を患い6回も入院した。続けていた掃除が途絶えはしないかと心配したが、今も365日続けられている。表向き掃除は続いているが実態はどうなのか、心配してもしようがないがキチンとした5Sが成り立っているか。

 

掃除は掃いてゴミを集め処理するだけではない。通常「5S活動」と呼ばれ、それぞれ5つのSが完璧でなければならない。整理(seiri)、整頓(seiton)、清掃(seiso)、清潔(seikethu),躾(sithuke)、5句の頭文字の「S」を5Sと称し、企業の良質な活性化に仕上げようというものである。現実に掃除をすれば事足りると思いがちだが、それほど簡単で容易ではない。

 

たとえば道路の掃き掃除をする。場所によっては落ち葉がたくさんある。掃き集めた落ち葉をどう処理するか。ゴミ袋に詰めて区役所に片付けさせればいいのか、それはあまりにも中途半端である。集めた落ち葉は異物を除去して1ケ所に集める。崩れないように囲いをして積み重ねる。必要な人があれば無償で持ち帰り畑などで活用していただく。喜ばれる。

 

もともとはキチンと5Sをしていた。ところが最近は掃除をしないものだから、表面は美しく見えても礼儀作法まで行き届かない。体調も大分よくなったことだし、掃除が出来なくても歩いてチェックはできる。暖かくなったらスタートしたい。毎朝の社屋周辺清掃とゴミ拾い、週末の公園清掃、水曜日の通学路清掃などチェック個所は広い。やるのなら完璧に。

平成29年3月2日(№7260) 眼疲れ

眼疲れ

両眼の白内障を手術して3カ月を経過した。「どうせ長くはもたない」と冷やかされながら、そうだなと実感している。どのようにされたのかよく分からないが、遠くの景色ははっきり見える。目元がやや不自由だが見えないことはない。老眼鏡を掛ければ鮮明に見える。パソコンやスマートホンの過度の使用で「疲れ目」は進むばかり。何とかしなければ…。

 

ところが最近になって高価な目薬が販売され、結構売れているようだ。スマホやパソコン操作が毎日続くことで、疲れ目が回復しない「蓄積疲労」の緩和に重点を置いた高価な目薬が発売された。目の周りの筋肉の疲れ、目の渇きを伴う涙、ブルーライトや紫外線による炎症を和らげる成分をふんだんに入れ、有効成分は12種類に及ぶ。価格も1500円と高い。

 

かつては「すっきり感」「気持ちよさ」など差し心地が注目される時代が続いた。それが今では効能を重視する方向に傾いている。オフィスや家庭での携帯端末機器の普及が背景にあると見られ、値段が多少高くても、買いたいというニーズは強く、目薬の高価格化や高機能化をもたらしている。薬はいろいろ出ているが、自分の症状に合った薬チェックは難しい。

 

S製薬は機能別の3種類の薬を発売した。「眼の酷使による筋肉のこり」「感想などによる角膜のダメージ」「涙の減少など加齢によるトラブル」など想定した薬品で、配合した成分がそれぞれ異なる。選択肢の広がった目薬は結構だが、症状に会った薬を選ぶのに戸惑う。目薬の売り上げは販売価格の改定で大きく伸びている。昨年は485億から500億に成長。

平成29年3月1日(№7259) 八十路の旅立ち

八十路の旅立ち

15年前、進行性胃癌に侵されたとき、「3年かな? 長くて5年」と主治医は宣告された。手術をして14年、奇跡的に命を長らえている。その間に広島市の10年後のグランドデザインを企画する役割、学校の協力者会議の委員、親子農業体験塾「志路・竹の子学園」の12年運営、中田宏の「万縁の会」のお世話など、分に過ぎる役割を担ってきた。

 

そうこうするうち心筋梗塞で2度も倒れ、救急車のお世話になった。その上肝臓癌まで発病し、入院を1年に6回もした。これで人生は終わりと思ったが、癌は完治しないものの命は長らえた。最近の検査では癌が少し進行している。今の治療法では届かず「MRI検査」をして新しい治療法を決めるらしい。これまではカテーテル治療で抗がん剤の治療をした。

 

今度は抗がん剤を吞むようだ。身体に影響があるようで頭髪も抜けるようだ。禿げは嫌いだが治療方法は主治医に一任している。禿げになればなったで仲良くする。先のことは分からないが、なるようになると思っている。何もしなくてもいいようなものだが、それではアホになる。今年のディリーメッセージから毎月発行したい。簡単ではないが続けたい。

 

はがきは頑張っているが1ヶ月300通には届かない。丹念に心がけ目標は達成したい。ただ今87500通を超えたところであるが、取り敢えず10万通には到達したい。病の最中なので身体が自由に動かない。健康を取り戻したら掃除に復活したい。ディリー、はがき、掃除はわが人生の三大目標である。毎日の目標を目指すことで充実した八十路を歩みたい。

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