平成24年3月11日(No5561)   大切な「馴染み」

大切な「馴染み」

今週木曜日の現場巡回は先々週に続いて社長が出張し、単独での訪問になった。地図を頼りに狭い道を走りながら現場を探すのは、思っていた以上に時間が取られる。商圏とはいえ馴染みがない道ばかりだけに、実際より遠く感じる。途中、コンビに立寄る。チェーン店だから店の作りも商品の並べ方も似たようなものだが、はじめての店は違和感がある。

 

妻に頼まれたものを買うためにスーパーに入った。初めての店はまるで別世界だ。入り口でウロウロする。商品の配置が違うから探すのが一苦労。やっと買い揃えてレジへ行ったが、支払いは別の現金受払い機でするよう指示される。慣れればなんでもないことだが、新しい仕組みに弱い高齢者としては戸惑いの連続だ。もう二度と行くまいと思う。

 

わが社は四階建ての小さなビルだが、エントランスがあって一階の奥に玄関がある。階段を上がって二階が事務所だ。ドアをノックして用件を伝えるには勇気が要る。リフォームの相談などで初めて来社されるお客様にはどうだろうか。通路にも階段にも手すりがない。高齢のお客様には不親切の限りだ。二度と行きたくないと思うお客様もあるかもしれない。

 

人見知りをするタイプだからかもしれないが、馴染みの店に行くと買い物が楽しめる。顔馴染みの店員からマニュアル以外の言葉も聞ける。商売繁盛の秘訣は「馴染み感」にあると知った。特別の用件がなくても度々足を運んで馴染んで貰う。社員と度々接して顔馴染みになって貰う。いつ何時でも気軽に立ち寄って貰える。その仕掛けをたくさん作る必要がある。

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