平成24年3月18日(No5568)   天皇陛下のお言葉

天皇陛下のお言葉

3月11日、東日本大震災一周年追悼式が挙行され、天皇皇后両陛下が臨席された。病癒えない身でのご臨席だったが、微塵もその気配を見せることなく追悼の言葉を述べられた。「…その中には消防団員を始め、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れてはなりません」。このお言葉に涙した。

 

原発事故でふるさとを離れた人々、様々な支援活動を行ったボランティアなどに対しても労われた。世界各国か寄せられた支援の数々にも感謝の意を述べられた。国民の皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善するよう希望された。お言葉の端々に国民の行く末を案じられる気持ちが伝わってきた。国民等しく天皇陛下のお言葉に胸を熱くしたのでないか。

 

野田佳彦総理大臣の式辞は、天皇陛下のお言葉に比してなんと空疎なものであったか。残念でならない。形式に過ぎないかもしれないが、国家の責任者としての式辞としては恥ずかしい。今回の震災や津波による災害、とりわけ原発事故における被害においては、政府の失政による拡大が少なくなかったのではないか。少なくともお詫びの言葉はあるべきだった。

 

亡くなられた方々の御霊に報い、ご意志を継いでいくために三つのことを誓うと述べた。①被災地の復興を一日も早く成し遂げる、②震災の教訓を未来に語り継ぐ、③「助け合い」「感謝」の心を忘れない。震災以来この一年、民主党政府の対応を見れば、少なくとも御霊は安らかではない。遺族の平安どころではない。天皇陛下のお言葉を噛み締めて欲しい。

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