平成24年7月11日(No5683) 「人生講座」が240講座終了
投稿日:2012.07.11
「人生講座」が240講座終了
地域で活躍される熟年のみなさんに畏敬する鍵山秀三郎さんの人生哲学を伝えたく、「心豊かに生きる・人生講座」を平成19年3月スタートさせた。特に成算があったわけでもなく、長く続く確信を持っていたわけでもない。当時、鍵山さんは人間学を学ぶ月刊誌「致知」に3ヵ月に一度の割合で巻頭言を執筆しておられた。それは無断で借用し、教材とした。
続いて池田繁美さんの「素直に生きる」を。更にNHKのDVD「論語紀行」を購入し、論語を学んだ。これがきっかけとなって論語は全体研修に、そして竹の子学園では子どもたちにも伝えた。昨年一年間は志誌「ジャパニスト」から「日本に詳しくなろう」と呼びかけ、一年間続けた。今年に入って司馬遼太郎原作の「街道をゆく」から半年間学んだ。
毎月2回で120講座、2クラスだから延べ240講座。メンバーは1クラスが原則として8名。少ないのは構わないが超えるのは困る。講座と言っても講義スタイルではなく、参加者をリーダーとする参加型だから、それぞれが主役を務めるからだ。長続きした最大の要因は、メンバーが知的好奇心が旺盛なこと、ポジティブな勉強好きだからに尽きる。
「人生講座」から新しいリーダーが4名誕生した。兄弟講座として「生涯学習・プラスワンステージ」が始まった。毎週水曜日の開催だが、4名がテーマ別に担当。3年が経過した。延べで144講座を開いた。合わせて384講座、延べ参加者は3000名を超えた。ここまで来れば堂々たる地域文化の発信基地と称して過言ではない。今年は4名の講師による公開講座を開く。これからどのように育つのか、楽しみで一杯だ。