平成24年7月26日(No5698)    チベットへの旅  吉見典生さん

チベットへの旅  吉見典生さん

 

畏友の吉見典生さん(68)が7月18日、1ヶ月余の予定でチベットに若い写真家と二人で旅立った。帰国は8月20日になる。傍から見ていると生きて帰ってくることさえ奇跡的に感じられるのに、帰国後の予定はびっしり詰まっている。吉見さんの本業は中京地区で著名な税理士事務所を経営。ご縁は勉強会「養心の会」の講師として招いたことによる。

 

中国の旅について講演してもらった記憶がある。その後、癌で闘病生活をしていたとき、生き方について心温まる支援をしてくださった。奥さんからもアドバイスをもらった。そのときは吉見さんが毛沢東に会見した数少ない生き残りなんて知らなかった。中国の旅について楽しい話(苦労話)を聞かせてもらった記憶があるが、嫌いな国だったので頷いた程度。

 

その後吉見さんは「睾丸癌」に侵された。まだ若かった吉見さんは睾丸の摘出手術を頑強に拒んだ。病院を飛び出し、命を賭けて癌と戦い始めた。苦闘の状況は常にはがきの往来で知らされた。ちなみに毎日一枚のはがき絵をかき、五七五の俳句を詠む。365日休まない。いきさつはいろいろあったが、結果として癌を征圧した。中国の一人旅は35歳から始まる。

 

すでに150回を超え、チベットの秘境も踏破している。ところが今回は西安までの往復チケットだけ購入し、あとはヒッチハイクの旅を1ヶ月続けるという。交通機関も宿もない秘境の旅は想像もつかないが、帰国後のスケジュールもきっちり決まっている。ご縁があって10数年、一度も会っていないが、帰国報告会には参加したい。パワーをもらいたい。

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