平成24年7月3日(No5675)   紡ぎ直そう 地域の絆

紡ぎ直そう 地域の絆

中国新聞の創刊120周年を記念してフォーラムが開かれた。地域が抱える不安や課題を解きほぐし、再生の道を探る「紡ぎ直そう、地域の絆」がテーマ。いま数々の問題にぶち当たりながらささやかな活動を展開しているだけに、著名な活動家の考え方や実践例に期待した(以下、中国新聞6/29付朝刊の特集記事より抜粋)。基調講演は弁護士の住田裕子氏。

 

「(前略)元検事の経験を踏まえて思うのは、今の社会では人間関係を築く能力、人の気持ちをくむ共感力が薄まっていること。これから超高齢化社会に私たちが踏み出していく中で必要なのはこうした力だ。(中略)いい仲間がいて、生き甲斐が感じられる社会。いろんな人と出会い、もまれ、磨き会う場所。そんな場所作りに世代を超えて加わって欲しい(後略)。

 

パネラーの発言を拾う。「造成後30年の団地は限界集落のようだ」。「地域の見守りから漏れをなくし、孤立死を減らそうと力を入れている」。「頑固者の気持ちを解きほぐし、地域に出てきてもらえるよう、みんなで智恵を絞ろう」。「会社の縦社会で生きてきた男性は、地域での横の関係に頭が切り替えられない。そこをうまくほぐして巻き込んでいきたい」。「自分たちで何ができるか、その可能性を探っていければいい」。

 

「団地ではサークルや団体があり、それぞれ地域で活動するが互いの交流がないケースが目立つ。緩くてもいいからつながる仕組みを作りたい」。「これまでは役所任せになっていた面もある。これからは住民自身が立ち上がり、魂を入れていかねばならない」。「待ちの姿勢ではなく、自分から動くことが大切だ」。期待していたから、ここまで読んでがっかりした。

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