平成26年10月1日(No6495)   秋の収穫を待つ

秋の収穫を待つ

心地よい秋晴れが続いている。早くも1年の4分の3を終えて第4コーナーに差し掛かった。「竹の子学園」も収穫の秋を迎える。10月塾は稲刈りと芋掘りが待っている。子どもたちには嬉しい収穫の時だが、裏方にはもっとも辛いときになる。サポーターの椋田さんはこまめに田畑の状況を視察しながら、10月塾(10/12)の収穫作業を心配している。

 

実は田んぼが8/20の広島土砂災害で冠水し、倒壊した稲を手刈りしなければならない。これまでは真似事の稲刈り体験をし、機械に頼っていただけに大変である。長時間の稲刈り体験になるが、汗を流してこそ本当の親子農業体験である。椋田さんは出来るだろうかと夜もおちおち眠れないほど心配している。ともかくやり終える。その方法を考えるしかない。

 

もう一つのメインはサツマイモ掘りだが、ここにきて快晴が続き土も固くなっている。500株の芋掘りは簡単ではないが、やり遂げなればならないのは稲刈りと同じである。そうできるようにするのが裏方、つまり舞台づくりがサポーターの役割。これが半端ではない。何といっても自然が相手だから雨が降ったらすべてがパーになる。善後策は考えていない。

 

3週間後には卒塾式兼11月塾がある。今年は4名が卒塾の予定。そのお祝いの準備と収穫を予定している大根と白菜の生育状況が心配だ。晴れが続いて適度な雨が降れば申し分ないが、それほど自然は好都合に回ってはくれない。祈るような思いで準備をする。相手は天候ばかりではない。収穫を耽々と狙っている飢えた害獣たちがいる。心の休まる時はない。

 

それだけにうまくいったとき遣り甲斐と達成感が得られる。うまくいかなかったときは天から学習の課題が与えられる。

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