平成27年4月11日(№6687) やっと静かになる
投稿日:2015.04.11
やっと静かになる
統一地方選で広島市は、市長、県議、市議のトリプル選挙が明日投開票日を迎える。立候補している当人や取り巻き連は気が気ではないだろうが、有権者は白けきっているのではないか。朝早くから夜遅くまで選挙カーによる連呼の喧しさは我慢の限度を超えている。選挙制度で許されているから文句の言いようもないが、今日で終わると思えばホッとする。
市長選は本命で決まり。広島土砂災害で失態の限りを尽くした市長が、これから4年も市政を担当するかと思えば気分も滅入る。県議は定員3名で4名の立候補者だが、泡沫候補がいるので決まり。選挙カーの動きも少なく静かで喧騒被害は少ない。問題は市議選である。定員7名で11名の立候補者であるが、わが地域では、実質定員4名に7名の立候補者。
現職が3名いるが安閑としてはおられない。7名のうち1名は見込み薄だから、実質四つの椅子を6名が競うことになる。現職も安定的ではない。勝負の見通しが混沌としているから、結果として連呼しか手段がないのか、狭い地域内を走り回ることになる。住民の迷惑など知ったことではない。政策など誰も聞いてくれないから、ひたすら名前を連呼し続ける。
ゴミ拾いコースに選挙事務所が一つあるが、朝早くから歩道を占拠して多くの人間が車道に向かって手を振り続ける。ゴミ拾いの邪魔をして知らぬ顔。手を振るよりは事務所の前を掃除する方が一票に繋がるように思うが、そんな知恵はないのだろう。歩行者の邪魔をしながら有権者にそっぽを向かれる行いを続ける。こんなアホたちに政治を委託していいのか。
誰が議員になろうと市民の暮らしは変わらない。こんなことではいけないと思うが、明日から普通の町に戻りホッとする。