平成29年6月4日(№7354) プレミアムフライデーの価値

プレミアムフライデーの価値

2月から始まった「プレミアムフライデー」は先月で四回になるが、働く人にどれだけの幸せを与えたのか。まだ失敗とも成功とも評価できないが、何に時間を使ったのか、どこにお金が流れたのか、キチンとした調査システムが求められる。政治家はキャッチフレーズを作るのがうまい。しかし、キチンとした後始末が出来ないから、血税を使った政策が沈む。

 

戦争を経験した世代は貧困に愚痴も漏らさず、ともかくよく働く。市内で商売し始めて50年を超えたが、金曜も土曜も日曜も祭日もなかった。働かなければ生きていけない、子供を育てることもできない。仕事があれば真剣に取り組み、仕事がなければ探す。だからと言って今の「働き方改革」を批判する訳ではない。必要だとは思っているが、不公平では?

 

「言ってるだけで誰もやっていない」「結局その分だけどこかで帳尻を合わせなければいけなくなる」「月に一回の金曜日だけ早く帰っても時間の使い方が難しい」など圧倒的に批判が多い。その上プレ金の受け皿が社会になければ、お金も時間も乏しい零細企業の社員はトチ迷う。不公平を罵っても仕方がないが、すっかり飲み込んで受け入れなければ生きられぬ。

 

わが社では午前7時から毎日1時間ほど、社屋周辺の清掃を行う。土曜日は地区内の公園清掃を行う。日曜日には有志が社屋前歩道を清掃する。これで365日清掃が続く。社員は全員が徒歩通勤圏内で暮らす。余程のことがないと街で遊興をすることはない。社員の好意ややる気に甘えてはいけないが、「働き方改革」の提言を機として新しい取り組みが必要だ。

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