平成29年11月19日(№7482) 「紹介状ない患者」の負担増

「紹介状ない患者」の負担増

私は安佐市民病院で診療を受けているが、最近の患者が急増しているのに驚いている。以前の駐車場は午後になると空きが多かったが、今はほぼ満車状態である。広島市の北部、県北地域、島根県の一部まで網羅しているからか。現実に地域内の病院は少し面倒な病気は、安佐市民病院に紹介状を書いて回している。それにしても相変わらず高齢の患者は多い。

 

先月も発熱があったとき安佐市民病院に電話したら、行きつけの病院に行って診察し貰えとの返答だった。あいにく地域の病院とは縁がないので無理を言ったが、その手続きはややこしい。安佐市民病院では紹介状なしに受診すると、高額な初診料を徴収することになっている。現在は500床以上の大病院が対象だが、来年度から400床以上まで対象となる。

 

紹介状のない初診料は5,000円以上、再診料では2,500円以上と決められている。軽度な病気や怪我で大病院に通われると、高度な治療を必要とする患者の妨げになっているとの懸念が関係者の間で強まっている。どちらにも言い分はあるが、軽度の患者はなるべく地元で診てもらうべきではないか。医療費を懸念する健康保険組合は200床まで求めている。

 

それにしても高齢者の患者の多いこと。他人の事は言えないが、待合室には患者が満杯で順番を待っている。全てが保険の世話になっていると思うが、医療費の増大で保険料を国に負担させ過ぎているのではないか。75歳以上の後期高齢者の負担は1割だが、もっと負担してもいいような気がする。地域の医院は元気な高齢者のたまり場のような状態にある。

平成29年11月18日(№7481) 「孫子の兵法」⑪ もう一歩踏み込む

「孫子の兵法」⑪ もう一歩踏み込む

ビジネスにおいて相手と同じものを提供するのは、激しい競争にさらされる。これは恐らく「人が欲しいものは○○だろう」とありがちな発想をしているからだ。ところが全く違うものを欲している場合がある。それを見抜いたとき、競争せずに勝利することが可能になる。表面から一歩踏み込んで、相手が本当に欲するものを見抜く。成功しない筈はない。

 

戦うべき場所、戦うべき日時を予測できるならば、例え千里も先に遠征したとしても、戦いの主導権を握ることが出来ると孫子は言う。人間関係においても相手の言葉が本心だとは限らない。人は欲しいものに気付いていない場合がある。相手がいま購入している物ではなく、本当に欲しがっているものを見抜くこと。それが出来ればライバルに差が付けられる。

 

競争相手の少ないフィールドで勝負する。勝利の定義は消費者への新たな利便性から生まれる。競合他社は隠された意図に気付かない限り、対抗できない。就職活動においても、自分なりに勝利の定義を変えるとどうなるか。独自の勝利を定義し、他の学生の目に入らない企業を目指す人は、荒野を独り進むように進軍し、簡単に勝利が手に入るのだ。

 

商品を買う人の本当に欲しいものは何かを考える。厳しい競争に勝つことではなく、競争相手がいなくなる戦略を選べばいい。一歩踏み込めば見えるものが変わる。そうすれば攻撃する場所も変わる。もしかしたらライバルはいないかもしれない。これからのビジネスは力で戦うのではなく、相手のいない場所で戦う。これがほんまもんのビジネスではないか。

勉強会

 

大きな体に広い心、三代目若社長の木原です。

 

東京丸の内で経営の勉強会がありました。

 

丸の内口周辺は大々的に工事がされています。

 

去年来た時も工事してたような、、、、なかなか大変な様子です。

 

 

東京駅は大正3年に開業、その後空襲を経て現在の形になったようです。

 

その後平成19年に丸の内駅舎の保存復原工事が着工されたようです。

 

シンプルで無機質な感じのバスターミナルと古き良き駅舎とがいい感じで融合してます。

 

好みにもよりますがミスマッチの声も、、、、

 

 

見とれているとマリオカート軍団が登場しました。

 

 

良くニュースでやってる外国人に人気のカートです。

 

若干、衣装が薄汚れている気がしますが丸の内の風物詩まあいいでしょ。

 

警察の規制もあってみられる期間は短いかもしれませんが東京駅に行かれた際は

 

皆さんも探してみてください。

 

平成29年11月17日(№7480) 安倍さんは自民党で信任されるか

安倍さんは自民党で信任されるか

「この前の選挙はすごかったな。ちょっと心配したけど全然大丈夫だった。本当にすごい」とトランプ氏に褒められて、「最近の私は付いているんですよ」と安倍さんは応じた。その結果、安倍内閣の支持率はアップし、53,1%となり、5ケ月振りに支持が不支持を上回った。不支持は3,4%減って45,8%だった。だが、必ずしも安倍晋三が信任されたのではない。

 

国政選挙は再来年の参院選、衆院選は4年後だから、自民党の政権が倒れはしない。しかし、勝利の会見で述べたように「謙虚」「真摯」な政権運営を怠ると3期目の続投は簡単ではない。3期目の安倍総裁の「賛成」は36%、「反対」は54%に上る。自民党以外の政党が10%を超えたのは、立憲民主党のみ。昨年2月の民主党以来だった。周囲は穏やかでない。

 

党首を挿げ替えることは簡単ではないが、無理を押し通すとぎくしゃくして念願の憲法改正発議に辿り着けないかもしれない。後継と目される岸田さんや石破さんはそれほど熱心ではないから、周囲の反対を押し切ってまでは進めまい。そうであれば大勝したからこそ「謙虚」「真摯」の二枚看板を下ろさないようにすることだ。野党第1党は立憲民主党である。

 

衆院選の圧勝は野党の敵失に過ぎない。今回の自民党の勝利は、理屈でないところでもたらされた産物だ、と小泉進次郎氏は総括した。政治というものはおかしなものだ。選挙に勝てば勝ったで政権基盤の底には不満のマグマも流れる。自民党政治はしばらく続く。しかしキャップはいつすげ替えられるか分からない。3期続けば9年になる。やはり長すぎる。

平成29年11月16日(№7479) 日馬富士の引退危機

日馬富士の引退危機

横綱昇進を推挙する横綱審議委員会の内規には、横綱は力量、品格とも抜群でなければならないとある。その横綱日馬富士が酒に酔って貴の岩を殴り、休場させるほどの怪我を負わせるとは何事か。怪我をしたのが10月26日。怪我をさせられてからも巡業に参加し、11月5日から9日まで福岡の病院に入院加療。12日からの九州場所は初日から休場とした。

 

7年前には横綱朝青龍が一般人に暴行し、自ら〝引退〟を表明している。貴乃花親方は10月末、鳥取県警に被害届を出し取り下げるつもりはないらしい。司直の手で捜査され刑事事件に発展すれば、引退、協会の解雇は避けられない。もともと酒癖が悪いというから、親方も周りの力士たちも注意を払う必要があったのではないか。勿論、本人の自覚が一番。

 

直接の原因は貴の岩が「もうあなたたちの時代ではない。これからは自分たちが…」の言葉が端緒となって、日馬富士が激高したことによるらしい。それにしてもビール瓶で頭をなぐり、頭蓋骨骨折とはひどすぎる。現在幕尻の貴の岩は初場所に十両へ陥落する。表に出ない暴力事件はたくさんあるだろうが、事件になってしまっては横綱の土俵入りは出来ない。

 

鶴竜は連続休場で再起が心配される。大関から陥落の照富士も初日から連敗と出場できる体調ではない。白鵬も相撲には勝ってはいるが、横綱らしい風格がなく品が悪い。チケットは売り切れらしいが、初日から空席が目立つ。折角人気を取り戻した大相撲だが、若手力士が頑張らないと取り返しがつかない。白鵬、稀勢の里、豪栄道、高安は白星を続けたい。

平成29年11月15日(№7478) 新語、流行語大賞・ノミネート

新語、流行語大賞・ノミネート

今年の総選挙は自民党が大勝し、国民が満足していると思いきや、さにあらず。景気回復の実感も乏しく、自民党に投票しつつも生活の厳しさに不満を訴えている。なかなか全ての人に満足はしてもらえないと思うが、もっと政治は工夫が必要ではないか。今年の世相を反映した言葉を選ぶ「新語・流行語大賞にノミネートされた30語が発表されたが、どうか。

 

清水寺の森清範貫主が筆にされる「筆書」も、世の中が明るくなる文字が歓迎される。新語・流行語も同じ。小池都知事が乱用されるカタカナは馴染まない。トランプ氏の「アメリカ・ファースト」「ブリテン・ファースト」「都民ファースト」も「今年の!」のと冠を付けるほど馴染みはない。「忖度」も政治家に多用されニュースを賑わしたが、新語とは言えない。

 

「フェイクニュース」などはトランプ氏がツイッターなどで多用しているため話題になったが、SNSなどで簡単に拡散してしまう。前衆議院議員・豊田真由子氏が叫んだ「ちーがーうーだーろ!」「このハゲー」などは話題になったが余りにも下品で、候補に上げる感覚を疑う。「9,98」は桐生選手が日本人では初めて記録した数字だが、知らない人も多い。

 

個人的には「人生100年時代」「働き方改革」「プレミアムフライデー」など推薦したいが、さしたる理由はない。世の中が躍り上るような「平成語」があって欲しいが、インパクトのある言葉は生まれていない。「プレミアムフライデー」は悪くないが、社会が受け入れなかった。考えてみるとこうした言葉遊びは、なくても一向に生活は変わらない。

平成29年11月14日(№7477) 教師は「働き方改革」の対象外か

教師は「働き方改革」の対象外か

私の長女は中学校の教師をしているが、間もなく30年勤続となる。車で20分の近場に住んでいるが滅多に会うことはない。体育の教師でバスケットボール部の顧問で年中無休に近い勤務状態だ。大学生と中学生の男の子が二人いるが、親のDNAの影響かバスケットの優秀な選手である。二男は県代表に選ばれ、毎週のように県外の試合に参加している。

 

夫も同じく教師であるがバスケットクラブの県代表を務めている。両親が揃って忙しいと子供たちは孤独であるが、クラブ活動が救ってくれているのかもしれない。灯りの点っていないわが家に帰宅するのは、子供らにとっては耐えられないだろう。定年まで教師を続けるなら、これから10年も同じ暮らしを続けることになる。「働き方改革」なんて別世界。

 

多くの中学校教師は「過労死ライン」を超えていると言われる。小学校で33,5%、中学校で57,7と言われるが過労死のラインが低い。週20時間、月80時間が基準だが、それほど甘いものではない。残業や土、日出勤の管理もしていない。これらの働き方は自由な選択ならまだしも、部活動の指導は多くの教員に半ば強制されている。ただ働きの強制である。

 

教員組合も「ブラック部活動」には触らない。教師ら自身も外から指摘するほど問題にせず無風状態である。教師は聖職と言われてきたが、日教組は戦後、その意識を破壊してきた。学校現場にはそもそも勤務時間をしっかり管理する文化がない。外界から隔離された学校の独特の文化は、無制限の時間外勤務を容易に許す土壌を形成している。現実は恐ろしい。

第18回落合小学校卒業記念トイレ磨き

 

パワフルなエース!金本和宏です。

 

  

11/10(金)、第18回卒業記念トイレ磨きで落合小学校を訪問しました。

 

第18回ということは18年も続いているということになります。

 

第1回の生徒はもう、30歳になっています。

 

そう考えると積み重ねた歴史と培ってきた伝統の重みを感じます。

 

 卒業記念トイレ磨きはなんと、18年前日本で初めてこの落合小学校で開催されました。

 

6年間お世話になった学校のトイレをピカピカにして後輩たちに受け継いでいくという取り組みです。

 

さて今年の6年生は69名。6班に分かれてトイレ磨き実習のスタートです。

 

私の担当は4班。13名の仲間でトイレ磨きです。

 

まずは、自己紹介。

 

道具の説明を行ったら、サンドメッシュを持って恐る恐る便器の中に手を入れます…。

 

「におう~」「気持ち悪い~」などの声が始めは聞こえましたが、磨き出したら真剣そのもの。

 

便器の裏の見えにくい汚れも見つけながらピカピカにしていきます。

 

 

 

 

 トイレ磨きが終わる頃には、自分が磨いた「マイ便器」同様、

 

生徒たちの笑顔もピカピカに輝いていました。

 

 

これからも、トイレ磨きで体験した前向きに取り組む気持ちと、ピカピカの笑顔を忘れず頑張ってもらいたいです。

 

平成29年11月13日(№7476) 教育投資は何処へ

教育投資は何処へ

例年は3月に「卒業記念トイレ磨き」が行われるが、11月に落合小学校では実施された。子供たちの動きが急に変わったのに驚いた。校長先生が交替して4年目、生徒たちの行動はキビキビし礼儀正しくなった。開会式で講堂に集まるのが静かで早いこと。先生たちの大きな声もない。校長先生は後方から静かに見ておられる。今年で18年連続の伝統である。

 

平成12年3月に第1回を行った。当時は珍しい行いで新聞やテレビでも報道された。動機は子供たちの要請で、教師は後から付いてきた。紆余曲折はあったが、ともかく現在まで続いている。小学校の子供たちが変わったのは、校長先生の教育姿勢による。校長先生は子供たちの登校前に通学路の清掃をし、積極的に「おはようございます」の声を掛ける。

 

私たちは毎週水曜日に地域内七校の小学校の通学路を清掃しているが、校長先生の移動により子供たちの変化が見える。安倍政権は幼児教育を軸に、手厚く投資をする必要があるとの姿勢を鮮明にした。小学校の生徒に礼儀正しさを教えるのに、校長先生の熱意をもってしても長い時間が掛かる。就学前に教育すれば、もっとレベルの高い教育が出来るのでは…。

 

ヘックマン米シカゴ大学教授の研究成果によれば、就学前の教育の収益が高いという。学校で下がり、就職後は更に下がる。いまの教育システムを前提に予算を増やすだけなら、教育の質は変わらない。教育投資を増やす場合、効果まで熟慮する必要がある。それは政治家の仕事ではないか。政策の目的がはっきりしない大盤振る舞いは、政治家の犯罪だと思う。

平成29年11月12日(№7475) 静かになった野球界

静かになった野球界

日本シリーズはパ・リーグのソフトバンクが制し、ドラフトも巨人など可笑しな選択もあったが終わった。残るはリーグのMVPだ。昨年の広島は里帰りの新井貴浩が選ばれたが、記録の上では根拠が薄い。疑念を持ったファンも多いのではないか。RC(Runs・Created)というセイバーメトリクスの指標を見てもよく分かる。新井は10傑に入っていなかった。

 

多くのカープファンも嘆いたと思うが、済んだことは仕方がない。今年こそは、安打、長打、本塁打、四死球、盗塁、盗塁死、三振、犠飛、犠打というオフェンス面の数字を一定の係数をかけて算出した打者の総合指標だ。RCが100を超えればMVP級と言える。今年のセ・リーグRC10傑のトップは、2位の筒香を離して「丸」が素晴らしい数値を残した。

 

2位が筒香、3位が田中、4位がマギー、5位がロペスだ。丸は最多安打のタイトルをロペスと分け合ったが、打率は5位、打点は92で第3位。好成績だが突出している訳ではない。リーグ4位の83四球に13盗塁、各分野にまんべんなく高い数字を残している。本当に貢献度が高いのはこういう選手ではないだろうか。日本ではなかなか理解されない。

 

RC第3位には田中広輔がいる。第6位には鈴木誠也もいる。打ってよし、走ってよし、選んでよしという手数の多い選手が縦横に暴れたのが、ダントツの優勝の要因である。残念ながら投手は、先発、救援と突出した選手がいない。どのように考えても今年のMVPは丸で決まりだ。もう来シーズンのキャンプインまで大きな話題はない。広陵の中村が期待だ。

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